2022年08月12日
19回戦@東京ドーム 広島6−5読売 強力打線で3点ビハインドを逆転!西川選手3打点猛打賞の活躍!
「いくらなんでも天才すぎる」広島・西川龍馬のタイムリーツーベースなどで逆転 西川は猛打賞の大活躍
8/12(金) 22:19
配信
日テレNEWS
猛打賞の西川龍馬選手
◇プロ野球セ・リーグ 巨人―広島(12日、東京ドーム)
広島は8回、西川龍馬選手のタイムリーツーベースヒットと、小園海斗選手の犠牲フライで逆転に成功しました。
8回、1点リードの巨人のマウンドはこの回から登板する平内龍太投手。広島は先頭バッターのマクブルーム選手が6球目のカーブを捉え、ライトへのヒットで出塁します。ここで広島ベンチは代走に曽根海成選手を送ります。ノーアウト1塁で、打席にはここまで2安打の5番・西川選手。3球ストレートが続き、1ボール2ストライクで迎えた4球目。またも投げられた149キロのストレートを逆方向にはじき返し、打球はレフトへ。三塁線のフェアゾーンからレフトの深い位置まで転がった打球に、ランナーの曽根選手は俊足を飛ばし、ヘッドスライディングで一気にホームへ生還。西川選手のタイムリーツーベースで、広島が同点に追い付きました。
続く坂倉将吾選手のセカンドゴロでランナーを3塁に進めると、1アウト3塁の場面でバッターは小園海斗選手。初球、150キロのストレートを捉えた打球はセンターへの大きなフライに。タッチアップで三塁ランナーの西川選手がかえり、広島が勝ち越しました。
この回2点をうばい逆転に成功した広島。同点打を放ち、猛打賞の活躍を見せた西川選手に対し、SNS上の広島ファンからは「天才、西川龍馬」「西川龍馬流石やな。戻ってくるだけでとんでもないわ」「西川龍馬、いくらなんでも天才すぎる」と絶賛する声が多く上がっています。
見事な逆転勝ちをおさめました。今日はリリーフ陣の踏ん張りが勝利を呼び込んだ形になりました。ナイスゲームです。
先発の大瀬良投手は立ち上がりからピリッとしませんでした。2点先制した直後の1回裏、1アウト1塁から読売丸選手にライトスタンドへ2ランを浴びて2−2の同点に追いつかれました。
さらに3回裏、1アウト2塁から読売丸選手にセンター前タイムリーを浴びて2−3と勝ち越されました。続く読売中田選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて2−5とリードを広げられました。今日の大瀬良投手は球に力が伝わっていないように感じました。調子が悪くなっている時の、下半身を使って投げていない、いわゆる立ち投げの格好になっています。故に全体的に球が高く、ストレートには威力がなく、変化球にもキレがなかったですね。大瀬良投手は3回62球で降板、5失点の最悪の内容でした。一旦ファームに落としてミニキャンプをした方がいいのではないでしょうか。
しかし、4回からはリリーフ陣が踏ん張りました。4回、5回は2番手の薮田投手、6回は3番手の塹江投手、7回は4番手のケムナ投手、8回は5番手の矢崎投手、そして9回は守護神の栗林投手が締めて、リリーフ陣は見事な無失点リレーをしました。今日はこのリリーフ陣にアッパレです。
打線は1回表、読売先発の堀田投手を攻めて、2アウト1、2塁から西川選手がレフトへの2点タイムリー2ベースを放ち先制しました。2アウトからの得点だったので大きかったですね。
2−5で迎えた5回表、ノーアウト1、3塁から秋山選手がレフトへの犠牲フライを打ち、3−5。なお1アウト2塁からマクブルーム選手がレフトへタイムリー2ベースを放ち4−5としました。このイニング、先頭の野間選手が四球、菊池涼介選手がライト前ヒットとチャンスメイクしました。1、2番が機能すると、得点能力がグンと上がりますね。
そして8回表、読売5番手の平内投手を攻めて、ノーアウト1塁から西川選手がレフト線を破るタイムリー2ベースを放ち、ついに5−5の同点に追いつきました。1塁ランナーの代走曽根選手が良く走りました。ナイスランでした。なお1アウト3塁から小園選手がセンターへ犠牲フライを打ち、6−5と勝ち越しに成功しました。そつのない、見事な攻撃でした。
これでチームは4連勝で借金は2になりました。読売と入れ替わり4位に浮上し、3位阪神に0.5ゲーム差、2位DeNAに3ゲーム差になりました。カープは打線が好調なので、ある程度投手陣が抑えれば、勝機は十分あると思います。残り36試合、1つも落とせません。
明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は遠藤投手です。前回阪神戦では5回途中5失点と不甲斐ない内容だったので、明日はリベンジしましょう。読売は直江投手です。ドリヨシは4点以上は取れると思います。強力打線で読売を圧倒しましょう。