コロナ激震の広島 森下2戦連続完封&堂林2発であっさり完勝 監督代行河田ヘッドに白星プレゼント
8/16(火) 21:02
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スポニチアネックス
＜広・中＞7回、土田を投ゴロに抑え野手に向かってポーズする森下（撮影・岡田 丈靖）
◇セ・リーグ 広島5−0中日（2022年8月16日 マツダ）
広島が16日の中日戦に5−0と勝利。投打で快勝し、連敗を2で止めた。チームは佐々岡監督をはじめ、菊池涼、野間、小園ら主力選手がコロナ陽性で離脱するピンチだったが、感じさせない強さを見せた。
初回、野間に代わって1番に入った堂林が初球を先頭打者弾。チームに勢いをもたらすと、2回には小園の代役遊撃手・矢野にプロ初アーチも飛び出した。さらに5回、堂林がこの日2本目となるアーチを左翼席へ運び、先発の森下を援護した。
森下は、明大の先輩でもある柳と、通算4度目の投げ合い。序盤3回までは毎回、得点圏に走者を進められるなどピンチの連続だったが、これを乗り切るとエンジンが掛かった。7回の2死一、二塁もしのぎ、ついに9安打1四球で完封勝利。前回9日のヤクルト戦では自身490日ぶり3度目の完封を果たしたが、これで2戦連続完封で2年ぶり2度目の2桁勝利も決めた。
打線も2桁安打を放つなど投打で圧勝。監督代行を務めた河田雄祐ヘッド兼外野守備走塁コーチに“1勝”をプレゼントした。
コロナで７人の選手が抹消という緊急事態の中で、今日の試合に勝利したのはとても大きいですし、チームの士気が一気に上がりますね。
先発の森下投手はストレート、カットボール、カーブ、チェンジアップを駆使して中日打線を抑えました。明治大学の先輩である中日柳投手と通算４度目の投げ合いとなりました。３回までは毎回、得点圏にランナーを背負うなどピンチの連続でしたが、これを乗り切るとエンジンがかかりました。７回表の２アウト１、２塁もしのぎ、９回124球、９安打１四球無失点で完封勝利を飾りました。前回９日のヤクルト戦では森下投手自身490日ぶり３度目の完封を果たしましたが、これで２戦連続完封で２年ぶり２度目の二桁勝利も決めました。今日の森下投手の完封勝利は、手薄になった先発投手陣に勇気を与え、リリーフ陣を休ませる事が出来ました。
打線は中日先発の柳投手に対し、１回表先頭の堂林選手が初球を叩いて左中間スタンドへソロホームランを放ち、１−０と先制しました。この先制パンチはカープに流れを手繰り寄せる大きな一発になりました。
２回裏、１アウト２塁から會澤選手がレフトへタイムリー２ベースを放ち、２−０としました。なお１アウト２塁から矢野選手がライトスタンドへ２ランを放ち、４−０とリードを広げました。矢野選手はプロ初ホームランとなりました。おめでとうございます！この矢野選手のホームランで、カープベンチが大いに盛り上がったのは言うまでもありません。
さらに５回裏、先頭の堂林選手が今日２本目となるソロホームランをレフトポール際に叩き込み、５−０としました。まさに堂林選手は柳キラーと言っていいでしょう。
ドリヨシはコロナのニュースを知った時に、今日の試合はかなりタフなものになるだろう、森下投手が完封くらいのピッチングをしないと勝てないかなと思いましたが、結果投打が噛み合い、素晴らしい試合になりました。こんな時こそ、全員一丸となって戦い抜かなくてはなりません。チームは４位に浮上しました。
明日のカープの先発は九里投手です。今日の森下投手のピッチングに続いて欲しいですね。できるだけ長いイニングを投げて欲しいです。中日は高橋投手です。かなり難敵です。前回の広島戦はあわやノーヒットノーランかというピッチングをされました。しかし、負ける訳にはいきません。全員一丸の力で、全集中で攻略しましょう！
