2022年08月08日
野村投手が1軍再合流!
カープ、苦境の先発陣に野村が再合流
8/8(月) 10:25
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中国新聞デジタル
1軍に合流し、森下(左)とのキャッチボールを終え、笑顔を見せる野村
広島東洋カープの野村祐輔が8日、1軍の先発投手練習に合流した。11日のヤクルト戦(マツダ)で先発が見込まれる。先発陣は6人で回す先発ローテーションのうち、床田寛樹、アンダーソンが離脱し、厳しい状況。投手陣最年長でチームの現役最多の78勝を挙げる33歳に立て直しの期待がかかる。
マツダスタジアムであった練習では大瀬良大地や九里亜蓮らと汗を流し、森下暢仁とキャッチボール。「それよ、それ」「今のは弱いな」と明大の後輩でもある右腕が投じる球に感想を話し、2人の笑顔が絶えない明るいムードをつくり出していた。
チームは後半戦で先発陣が精彩を欠き、1勝7敗。7月31日の中日戦(マツダ)に先発した野村は五回途中2失点で降板し、今月1日に出場選手登録を抹消され、2軍で再調整。6日のウエスタン・リーグ中日戦で3回1安打無失点と結果を残し、1軍の先発マウンドに戻ってくる。
中国新聞社
今季公式戦残り40試合となり、正念場を迎えている我らが広島東洋カープですが、中でも投手陣は今一番しんどい時期になっています。
先発投手陣は床田投手が右足の骨折で離脱し、アンダーソン投手も不調で離脱する中で、救世主が望まれますが、まずは野村投手が1軍に再合流しました。ここはやはりベテランの力が必要ですね。野村投手は先日6日のウエスタンリーグの中日戦で結果を出しての昇格になります。ここは是非野村投手に頑張って欲しいと思います。あとはファームから若手のピッチャーを思い切って起用してもいいと思います。大道投手が調子がいいので、昇格させても面白いですし、現在リリーフの薮田投手を先発に起用してもいいでしょう。
リリーフ陣は勝ちパターンとして、7回矢崎投手、8回ターリー投手、9回栗林投手のリレーを固定していいのかなと思います。先発投手が早い回に降板した場合は、松本投手や藤井投手でつないでもいいのかなと思います。
とはいえ、カープ投手陣は疲れが見えている中で、打線の援護が必要です。マクブルーム選手や西川選手が復帰して、ベストオーダーが組めるようになりました。打線の援護がしっかりする中で、投手陣の整備が整えば、残り40試合で上位進出はあると思います。
広島東洋カープ 秋山翔吾応援フェイスタオル
18回戦@マツダ 広島5−7阪神 打撃戦で競り負ける。8回森浦投手再び決勝点奪われる。秋山選手日米通算1500安打を勝利で飾れず。
【広島】3点リードから逆転黒星で後半戦は1勝7敗 秋山翔吾の日米通算1500安打も勝利で飾れず
8/7(日) 22:13
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スポーツ報知
8回1死一、三塁、佐藤輝明に中犠飛を許した森浦大輔(カメラ・渡辺 了文)
◆JERAセ・リーグ 広島5―7阪神(7日・マツダスタジアム)
広島が3点リードを守れず、逆転負けで連勝を飾れなかった。前夜(6日)にサヨナラ勝ちで連敗を7で止めたが、再び黒星で後半戦は1勝7敗となった。
先発の遠藤が2回にガンケル、島田にタイムリーを許し、2点を失ったが、その裏に自身の2点タイムリーで試合を振り出しに戻した。さらに3回には秋山、西川のソロアーチが立て続けに飛び出し、4回には菊池のタイムリーでリードが3点に広がった。
だが、遠藤が5回2死からロドリゲスに2号2ランを浴びると、続くロハスにも6号ソロを被弾し同点。8回には5番手・森浦が島田の左中間への適時二塁打と佐藤輝の犠飛で2点を勝ち越された。
7回の攻撃では先頭・秋山が岩貞から右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、日米通算1500安打を達成。二塁ベース上で記念のパネルを掲げたが、チームは勝利で祝えず。3カード連続の負け越しで借金は今季最多タイの6となった。
報知新聞社
またしても「魔の8回」が襲ってきました。今日も勝たなければならない試合を落としてしまいました。継投のタイミングの失敗とも言える試合でした。
先発の遠藤投手は6月29日のヤクルト戦以来の登板となりました。1回表、2アウト1、2塁から阪神糸原選手にライト前にヒットを打たれましたが、野間選手が本塁にダイレクト送球し、2塁ランナーの阪神中野選手を刺しました。
2回表は阪神ガンケル投手、島田選手にタイムリーを打たれて0−2と先制されました。阪神ガンケル投手に打たれたのはいただけませんね。阪神島田選手のタイムリーも、遠藤投手のフィールディングが良かったらピッチャーゴロでした。
5−2で迎えた5回表、2アウトから阪神ロドリゲス選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて5−4。続く阪神ロハス選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて5−5の同点とされました。2アウトからの2被弾はあまりにもお粗末でした。今日の遠藤投手は立ち上がりから制球に苦しみ、甘く入る球が多かったですね。結局4回2/3、11安打5失点でした。5回まで遠藤投手を引っ張らなくても良かったと思うのですが、リリーフ陣がフル回転する試合が続いていただけに、遠藤投手を引っ張らざるを得なかったのかもしれません。
2番手の松本投手、3番手のターリー投手で6回まで抑え、7回は4番手矢崎投手が3者凡退に抑えました。
打線は阪神先発のガンケル投手に対し、0−2で迎えた2回裏、西川選手と小園選手の連打と白濱選手の送りバントで1アウト2、3塁とし、遠藤投手がセンター前へ2点タイムリーを放ち2−2の同点に追いつきました。
3回裏は先頭の秋山選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち3−2と勝ち越し、さらに2アウトから西川選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち4−2としました。
4回裏は2アウトから野間選手がヒット、初球に2盗を決め、菊池涼介選手がレフト前タイムリーを放ち5−2とリードを広げました。カープらしい点の取り方で、主導権を握ったかに見えました。
5−5で迎えた7回裏、先頭の秋山選手が右中間への2ベースで出塁しました。秋山選手は日米通算1500安打を達成しました。おめでとうございます。1アウト1、2塁から西川選手のセカンドへの打球を阪神糸原選手に好捕されて2アウト1、3塁となり、小園選手はセカンドライナーで勝ち越せませんでした。このイニングで1点でも取れていれば、流れが変わっていたかもしれません。ここが今日の試合のポイントだったと思います。
8回表、5番手の森浦投手が先頭の阪神代打陽川選手に死球を与えました。追い込んでいただけに、痛い死球でした。続く阪神中野選手の送りバントで1アウト2塁から阪神島田選手にタイムリー2ベースを浴びて5−6と勝ち越され、阪神近本選手にもヒットを許して1、3塁から阪神佐藤選手にセンターへ犠牲フライを打たれて5−7とされました。ドリヨシ的には、森浦投手の登板は避けるべきだったと思います。最近の連投で疲れていますし、制球も不安定で、決め球のチェンジアップも決まらない状態なのに、今日も登板させたベンチはいかがなものかと思います。
結局このまま試合は終わりました。実に惜しい試合でした。今日もベンチワークで負けた試合だと言っていいでしょう。
チームは借金は今季最多タイの6になり、2位阪神に4.5ゲーム差、3位DeNAに3ゲーム差になりました。残り試合負けられない戦いを強いられます。
あさってからはマツダスタジアムで首位ヤクルトとの3連戦です。一矢報いる戦いを是非見せて欲しいですね。