【広島】今季ワースト更新７連敗５位転落 球宴明け未だ勝利なし あっという間に借金今季最大６
8/5(金) 21:22
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日刊スポーツ
広島対阪神 4回表阪神2死一塁、ロハス（手前）に2点本塁打を浴びた大瀬良（撮影・前田充）
＜広島2−3阪神＞◇5日◇マツダスタジアム
広島が今季ワーストを更新する7連敗を喫し、今季初の5位に落ちた。後半戦は6戦6敗。10年以来12年ぶりに後半戦初戦から6連敗となった。
エースでも止められなかった。先発マウンドには大瀬良大地投手（31）。初回1死一、三塁で佐藤輝明内野手（23）に犠飛を放たれ、先制を許した。4回2死一塁ではメル・ロハス・ジュニア外野手（31）に2ランを浴び、点差が3点に広がった。大瀬良は5回3失点で降板。7月1日巨人（マツダスタジアム）で7勝目を挙げたのを最後に5戦、1カ月間白星から遠ざかっている。
打線は3点を追う4回に坂倉将吾捕手（24）、小園海斗内野手（22）の適時打でそれぞれ1点ずつを返し、1点差に迫った。2−3の8回には無死一、二塁の絶好機をつくったが、3番秋山翔吾外野手（34）、4番ライアン・マクブルーム内野手（30）、5番坂倉のクリーンアップ3人がそろって倒れた。
2位、勝率5割で始まった後半戦。連敗であっという間に借金は今季最大6に膨れ、順位も5位まで落ちた。遠い1勝。暗いトンネルから抜けられない。
あと一歩及びませんでした。とても悔しい敗戦です。オールスターを挟んで７連敗となりました。
先発の大瀬良投手は１回表、１アウトから阪神島田選手、近本選手に連打され１、３塁とされ、阪神佐藤選手にレフトへ犠牲フライを許し１点を先制されました。先制だけはされないようにして欲しかったですが、残念です。
４回表は２アウト１塁から阪神大山選手の抹消で代替指名登録され１日で復帰した阪神ロハス選手に右中間スタンドへ２ランを浴びて０−３とリードを広げられました。一番避けなければならない長打を見事に打たれてしまいました。大瀬良投手には酷な事を言うようですが、やはりエースピッチャーですから、簡単に失点はしてほしくなかったですね。結局大瀬良投手は５回８４球を投げて４安打３失点で７敗目を喫してしまいました。
６回からは継投に入り、６回表は２番手のターリー投手、７回表は３番手松本投手、８回表は４番手の矢崎投手が阪神打線を無失点に抑え、９回表は５番手の森浦投手が１アウト満塁のピンチを招きましたが、阪神梅野選手をセカンドゴロ併殺に仕留めました。今日のリリーフ陣もよく踏ん張って、６回以降も無失点リレーをしました。最近はリリーフ陣がナイスピッチングを展開していますね。この点はポジれるところだと思います。
打線は阪神先発の西勇輝投手に対し、１回裏野間選手がヒットを放つもランナーを進められず無得点に終わりました。
０−３で迎えた４回裏、先頭の秋山選手が２ベースで出塁、１アウト３塁とし、坂倉選手のタイムリーで１−３。さらに小園選手のタイムリー３ベースで２−３と１点差に追い上げました。
８回裏、阪神３番手の湯浅投手に対し、先頭の野間選手がヒット、続く菊池涼介選手の送りバントをショートの阪神中野選手が失策しノーアウト１、２塁のチャンスを迎えました。しかし、秋山選手はレフトフライ、マクブルーム選手は空振り三振、坂倉選手も空振り三振に倒れ、チャンスを潰しました。今日の試合のポイントになった所ですね。クリーンアップそろって凡退は痛かったですね。
９回裏は阪神の抑えの岩崎投手に対し、長野選手、小園選手、會澤選手が凡退で試合が終わりました。
チームは今季ワーストの７連敗で今季最多の借金６になり、今季初めて５位に転落しました。ドリヨシも悔しくてたまりません。でも、今日の敗戦は仕方ないかと思います。テレビ中継を見ていたのですが、カープベンチの選手の皆さんがとても悔しそうな表情をしているのを見て、まだまだこのチームは今から這い上がるかもしれないと感じました。今日の試合の最後の打者の會澤選手が、追い込まれながらも必死でファウルで粘る姿に、何か感じるものがありました。選手の皆さんは諦めていません。なので我々ファンも応援し続けましょう！
明日のカープの先発はアンダーソン投手、阪神は藤浪投手です。明日は広島は特別な日なので、なんとしても勝利しましょう！
