2019年06月16日
2回戦@楽天生命パーク 広島4−2東北楽天 バティスタ選手2度の同点打!西川選手決勝タイムリー!ジョンソン投手粘投で6勝目!
広島 打順改造効果で連敗を3で止める 会沢、バティ3安打 西川決勝打
6/16(日) 19:19配信
7回、左前に適時打を放つ西川
「楽天2−4広島」(16日、楽天生命パーク宮城)
広島が接戦を制し、連敗を3で止めた。打順改造が見事に成功。「3番西川、5番会沢、7番バティスタ」で試合に臨むと、会沢とバティスタが3安打を放ち、西川も決勝打と期待に応えた。
試合後、高ヘッドコーチは「バティスタが自分のスイングをできていなかったからね」と意図を説明。西川の決勝打については「彼の持ち味が出た」と勝負強さをたたえた。
緒方監督も「投手も野手もしっかり役割を果たしてくれた。ただ反省するところもいくつかある。しっかり反省してマツダに戻って、次からの試合に臨みたい」とホッと胸をなで下ろしていた。
今日の試合は打順を組み替えて挑みました。3番に西川選手、5番に會澤選手、7番にバティスタ選手を入れましたが、ピタリと的中しました。
先発ジョンソン投手は立ち上がりから少し苦しい展開になりました。小雨が降る中でのピッチングで、天候との戦いでもありました。1回裏、2ベースと四球で1アウト1、2塁とされると、楽天ブラッシュ選手にセンター前にタイムリーを浴びて0−1と先制を許しました。なお1、3塁のピンチでしたが、後続を三振に打ち取り、最小失点で抑えました。これは大きかったですね。
打線は2回表、楽天先発の岸投手から、會澤選手、安部選手の連打で1アウト1、2塁とすると、バティスタ選手がレフト線へのタイムリー2ベースを放ち、1−1の同点に追い付きました。
しかし、2回裏、四球2つと送りバント、内野ゴロで2アウト1、3塁とされると、楽天島内選手にピッチャー強襲のタイムリー内野安打を打たれ、1−2と勝ち越されました。
3回からは広島ジョンソン投手、楽天岸投手の粘りのピッチングで5回まで無得点でした。
6回表、會澤選手の2ベースと安部選手の内野ゴロで2アウト3塁とし、バティスタ選手がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち、2−2の同点に追い付きました。2アウトからの得点は大きかったですね。
さらに7回表、四球と内野ゴロで2アウト2塁とし、西川選手がレフト前へタイムリーを放ち、3−2と逆転しました。これも2アウトからの得点だけに、大きかったですね。
先発ジョンソン投手は6回107球を投げて、3安打2失点の粘りのピッチングでした。天候がジョンソン投手を苦しめる中で、集中力を切らさず、よく投げきったと思います。
7回は中村恭平投手が1イニングを無失点に抑えました。
しかし、8回裏にピンチが訪れました。3番手にレグナルト投手が登板しましたが、いきなり2ベースとシングルヒットでノーアウト1、3塁とされました。逆転される可能性も出てきて、ドリヨシはドキドキものでした。次の打者は楽天ブラッシュ選手です。おとといの3ランが頭をよぎりましたが、ブラッシュ選手を空振り三振に打ち取りました。しかし、まだ、1アウト1、3塁です。続く楽天銀次選手は、初球をスクイズしました。が、打球が小フライになり、3塁ランナーの楽天島内選手のスタートが遅くなりました。しかし、小フライの当たりはバウンドしたため、島内選手は再スタートを切りましたが、レグナルト投手が捕球し、三本間の挟殺プレーで島内選手はタッチアウトとなり、スクイズは失敗に終わりました。このプレーが勝敗の分かれ目になった感じがしました。続く楽天今江選手はピッチャーゴロで、大ピンチをしのぎました。レグナルト投手もよく落ち着いていたと思います。
そのピンチの後、9回表には、菊池選手の2ベースと鈴木選手の四球で2アウト1、2塁とし、楽天5番手の森原投手から、會澤選手がレフト前へタイムリーを放ち、4−2とし、貴重な追加点を入れました。
9回裏はフランスア投手が3者凡退に打ち取り、試合は終わりました。
打順を変えて入れた西川選手、會澤選手、バティスタ選手がそれぞれ活躍したので、チームにとっても大きかったと思います。そして、リリーフ陣が強力なので、先発投手がしっかり投げれば、接戦もモノにできると感じています。
何はともあれ今日は勝てて良かったです。
さて、あさってからはマツダスタジアムでロッテ、オリックスとの6連戦です。今日の試合を弾みにして、是非6連勝するくらいの勢いをつけて欲しいですね。