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広島 今季ワースト7被弾で5度目の3連敗 交流戦4カード連続初戦黒星
6/14(金) 20:58配信
大差をつけられ、ベンチで頭を抱える緒方監督(撮影・棚橋慶太)
「交流戦、楽天11−2広島」(14日、楽天生命パーク宮城)
広島が今季ワーストの7被弾で今季5度目の3連敗(1分け挟み)を喫した。
先発の床田が初回、先頭の茂木に直球を右中間席へ運ばれ、先制点を献上。続く島内に右前打、浅村には四球を許し一、二塁のピンチを迎えた。そして4番・ブラッシュには左中間席へ3ランを運ばれた。2死からウィーラーに左翼席へソロを浴び、この回3被弾で5点を失うまさかの立ち上がりとなった。
二回も先頭の太田に左翼ポール際へソロを許すと、2死走者なしからは浅村に右中間席へソロを被弾。二回途中6安打、5本塁打7失点で降板した。
今季初登板となった2番手・薮田も三回に犠飛、四回には浅村、五回には辰己に2ランを浴び失点を重ねた。
攻撃陣は二回に会沢の7号2ランで反撃したが、大量失点で三回以降は沈黙した。
広島は交流戦で4カード連続初戦黒星、2勝7敗1分けで最下位に低迷。巨人が勝てばセ・リーグでも首位陥落となる。
試合途中から緊張感が完全になくなってしまいました。今季のワーストゲームの一つになりました。
先発床田投手は立ち上がりから炎上しました。1回裏、先頭の楽天茂木選手に右中間スタンドへ先頭打者ホームランを浴びて0−1。ヒットと四球で1、2塁とされ、楽天ブラッシュ選手に左中間スタンドへ3ランを浴びて0−4となりました。さらに2アウト後、楽天ウィーラー選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて0−5とリードを広げられました。
打線は2回表、楽天先発の辛島投手を攻め、1アウト2塁から、會澤選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、2−5と3点差に追い上げました。
しかし、2回裏、楽天太田選手にレフトポール際にソロホームランを浴びて2−6。2アウト後、楽天浅村選手に右中間スタンドへソロホームランを浴びて2−7とリードを広げられました。床田投手はここでKOとなりました。2回途中6安打7失点で6安打中5本がホームランという、屈辱的な結果となりました。1回に先頭打者の楽天茂木選手に打たれたホームランで浮き足立ったのでしょうか。かなりショックだったと思いますが、この悔しさを次回の登板にぶつけて欲しいと思います。
広島は2番手に薮田投手が登板しましたが、3回裏、楽天ウィーラー選手にレフトへの犠牲フライを打たれ、2−8。4回裏には楽天浅村選手にこの日2本目となるソロホームランを右中間スタンドへ運ばれ2−9。5回裏には楽天辰己選手にライトスタンドへ2ランを浴びて2−11と、試合が決まってしまいました。薮田投手は5回まで投げて7安打4失点と、ピリッとしませんでした。一度火がついた楽天打線を抑えるのは大変だと思いますが、本来の薮田投手にはまだ戻っていない感じがしました。
6回、7回は遠藤投手が登板しましたが、楽天打線を無失点に抑えました。遠藤投手が結果を残しています。もしかしたら先発の可能性もあるのではないかと思います。8回は島内投手も無失点に抑えました。遠藤投手、島内投手のピッチング内容はポジれる点ですね。
打線は3回以降得点できず、結局2−11で大敗してしまいました。これで広島は引き分けを挟んで3連敗で、交流戦単独最下位です。非常に厳しい結果が続いていますが、なんとか踏ん張って欲しいですね。それにしても、楽天の各打者はスイングが強いですね。振り切って来ますので、投手から見れば恐怖感があるのではないかと思います。
さて、明日は連敗ストップをかけて、広島はジョンソン投手が先発です。ジョンソン投手らしい、強気のピッチングを期待します。楽天は岸投手です。難攻不落のピッチャーですが、そんな事は言ってられません。全員一丸で攻略していきましょう。明日の仙台は天気が心配です。