ヤクルト−広島は延長引き分け、両軍で15投手登板
7/9(日) 21:53配信
日刊スポーツ
＜ヤクルト３−３広島＞◇９日◇神宮
広島は２回２死一、二塁、８番石原が中前へ落ちそうな飛球を放ったが、中堅坂口のダイビング捕球に阻まれて無得点に終わった。
ヤクルトは５回、上田の右前打と坂口の左前２点適時打で３点を先制した。広島は６回、鈴木と松山の適時打で２点をかえした。
広島は９回１死三塁から代打新井が左中間を破る適時二塁打で同点。ヤクルトは新守護神の小川が、１点を守りきれず、延長戦に。
延長戦に入って、両軍ともに得点できない。１２回まで３イニングを終えて、引き分け。ヤクルト８投手、広島７投手が登板した。
正直、負けなくて良かったと思った試合でした。今日はヤクルトの選手が必死になって戦っている雰囲気が伝わってきました。でも、カープも首位の意地を見せてくれました。今日の先発大瀬良投手はまずまずのピッチングを展開してましたが、５回裏には球が上ずってそこを痛打されてしまいました。２アウト１、３塁の場面で、１塁ランナーのヤクルト上田選手に盗塁を決められたのは痛かったですね。その後ヤクルト坂口選手に２点タイムリーを打たれ、都合３点先取されてしまいました。しかし、その後７回から登板したリリーフ陣が、１２回までヤクルト打線を０に抑えたのは大きいですね。
打線は５回に３点先制された直後の６回表に、鈴木選手と松山選手のタイムリーで２点を取り、１点差にすぐ詰め寄ったのは大きかったですね。そして９回表に、先頭の安部選手がヒットで出塁し、続く會澤選手が送りバントで２塁に進め、そして代打の新井選手です。ここで安部選手が３塁へ盗塁を決めました。これで、ヤクルト小川投手が浮き足立ってるところで、新井選手が左中間へタイムリー２ベースを打ち、３−３の同点としました。おとといの逆転３ランといい、今日のタイムリーといい、大事な所での勝負強さが光ります。今日は価値ある引き分けと言っていいでしょう。今日も新井選手、ありがとう。ただ、延長戦になりましたが、１２回表の攻撃で、２アウトランナー１塁の場面、バッター野間選手でしたが、ヤクルト中澤投手の前に簡単に空振り三振に終わりました。もう少しカットするなり、抵抗して欲しかったなあと思う打席でした。
今日は１３安打しながら、３点しか取れませんでした。ある意味拙攻ですが、ヤクルト投手陣が踏ん張ったとも言えます。まあ、負けなくて良かった試合です。
さて、明日からマツダスタジアムでDeNAとの３連戦です。オールスター前の最後のカードなので、全力で戦って欲しいですね。明日の先発は野村投手です。前回の読売戦では粘りきることができなかったので、明日はしっかり粘って、出来るだけ長いイニングを投げて欲しいですね。DeNA先発は今永投手です。若干苦手意識のある今永投手ですが、カープの右バッターがどう攻略するのかが楽しみです。ドリヨシ的には、明日は菊池選手がカギになりそうな気がします。疲れもたまっているとは思いますが、なんとか頑張って欲しいです。
