2021年07月30日
エキシビションマッチ@マツダ 広島5−10千葉ロッテ 矢崎投手5回に大炎上。突如制球乱し6失点。
広島・矢崎、悪癖露呈しアピール失敗…4回まで快投も5回に制球乱し一挙6失点
7/30(金) 20:45
配信
ベースボールキング
広島・矢崎拓也
◆ 5回だけで4四球&2連続暴投、トドメの3ラン被弾
広島の矢崎拓也投手(26)が30日、ロッテとのエキシビジョンマッチ(マツダ)に先発登板。4回まで2安打無失点の快投を披露したが、5回に突如制球を乱し一気に6点を失った。
立ち上がりはテンポ良くアウトを重ね2回までパーフェクト。3回は二死二、三塁のピンチを凌ぎ、4回は再び3者凡退に斬って取った。
しかし2点リードで迎えた5回、一死から連続四球でピンチを招くと、二死後、1番・和田に適時二塁打を右中間へ運ばれ1失点。2番・藤原に四球を与え満塁とすると、続く代打・エチェバリアの打席で2球連続の暴投を犯してしまい2−3と逆転された。エチェバリアにもこのイニングだけで4つ目となる四球を与えると、続く4番・山口には高めの直球を叩かれ右中間席への3ラン被弾。四球で出した走者をすべて返された。
矢崎は4回まで2安打無失点の快投も、5回だけで2本の長打と4四球を許し一挙6失点。この回限りで降板となった。
5年目の今季は5月28日のロッテ戦(ZOZOマリン)で初登板初先発したが、5回途中3安打5四球5失点と乱れ降板。前半戦はこの1試合のみの登板に終わった。後半戦の巻き返しへアピールしたいところだったが、またも悪癖を露呈する結果となった。
BASEBALL KING
またも矢崎投手は自滅に近いピッチングをしました。同じ失敗を繰り返す矢崎投手には、もはや信頼の文字が見えません。
立ち上がりの矢崎投手は制球も安定していて、速いストレートと変化球のコンビネーションも上々でした。4回までロッテ打線を2安打無失点の好投を見せ、これは先発6番手に入るかなと思った直後の5回表、またもや「矢崎劇場」が始まります。
2−0とリードしての5回表、1アウトから連続四球で1、2塁とされると、2アウト後にロッテ和田選手に右中間へタイムリー2ベースを浴びて2−1。続くロッテ藤原選手に四球を与え満塁とされると、続くロッテ代打エチェバリア選手の打席で2球連続の暴投をして2−3と逆転を許しました。まあ、矢崎投手らしいと言えば矢崎投手らしいですよね。普通のピッチャーでは考えられない事です。で、エチェバリア選手にも四球を与え、続くロッテ山口選手に右中間スタンドへ3ランを被弾し、2−6とされました。このイニングだけで6失点という、最悪の内容でした。
矢崎投手はファームで素晴らしいピッチングをしますが、1軍に昇格すると、自滅のピッチングを展開し、試合をぶち壊します。おそらく、今季の1軍マウンドはもうないと思います。
2番手には6回から高橋昂也投手が登板しました。が、制球に苦しみながらのピッチングを展開し、4回4失点でした。不運な当たりもありましたが、それを差し引いても不安定な内容でした。しかしながら、高橋投手はゲームを作れるピッチャーなので、再び登板のチャンスはあると思います。
打線は今日も活発で、12安打を放ちました。しかし、得点は5点にとどまってしまいました。若干拙攻気味ですが、カープ打線には長打が不足しているようです。それだけに、クロン選手の復活が待たれますが、現在クロン選手はファームで苦しんでいるようで、当分1軍の活躍は望めませんね。となると、走塁技術の向上に期待するしかなさそうですね。
明日もナイターでロッテ戦です。
そして、明日は侍ジャパンはメキシコ戦です。タフな試合になるのは間違いないですが、緻密な野球で是非勝って欲しいですね。
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