2020年07月22日
4回戦@甲子園 広島3−3阪神(延長10回今季特別ルールにより引き分け) 土壇場逆転もまたも救援失敗で痛恨のドロー。
広島 九回2死から追い付かれる 執念実らずドロー
7/22(水) 22:08
配信
デイリースポーツ
同点打を許した9回を投げ終え、悔しそうにベンチに戻る菊池保(撮影・高部洋祐)
「阪神3−3広島」(22日、甲子園球場)
広島が1点リードの九回2死から同点とされ、引き分けに終わった。
1点を追う九回は先頭の鈴木誠が中前打で出塁。磯村の犠打で1死二塁として打席には長野が立った。長野は三ゴロに打ち取られたが、三塁・大山の一塁への悪送球で鈴木が生還して同点とした。さらに、1死一、二塁から代打・会沢に左前適時打で勝ち越した。
だが、その裏に登板した菊池保が内野安打と犠打などで2死二塁とされた。勝利まであと1人だったが、途中出場の近本に同点適時打を浴びた。十回に登板したDJ・ジョンソンは2死一、二塁のピンチを招いたが、最後は植田を空振り三振に仕留めて試合は終わった。
この日は野村が今季初先発で6回5安打1失点。春季キャンプ序盤に右ふくらはぎを痛め、開幕は2軍スタートと出遅れていたが、結果、内容を残した。
今日も逃げ切りに失敗して、痛恨の引き分けになってしまいました。これまで何試合勝ちゲームを逃してしまったことでしょうか…。
カープは2回表、1アウト3塁から、メヒア選手がレフト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。メヒア選手は久しぶりのスタメンでしたので、かなり燃えていたと思いますが、1本出て良かったです。
カープの先発は1軍復帰登板の野村投手です。1回裏は3者凡退に打ち取り、2回裏は2アウト満塁のピンチを招きましたが、阪神ガルシア投手をライトフライに打ち取り、切り抜けました。
しかし、3回裏、1アウト3塁から、阪神サンズ選手に右中間を破るタイムリー2ベースを浴びて、1−1の同点に追いつかれました。
でも、野村投手は粘りのピッチングを展開しました。ストレートにカットボール、スライダーを低めに集める丁寧なピッチングで、5回、6回は3者凡退に打ち取る、まさに野村投手らしいピッチングでした。野村投手は6回5安打1失点と、試合を作りました。次回以降も野村投手には期待していいと思います。先発投手陣に明るい光が差し込んできましたね。
7回裏は一岡投手が無失点に抑えました。一岡投手はもっと自信を持ってピッチングしていいと思います。思い切り腕を振れば、素晴らしい球を投げる事が出来るピッチャーです。
しかし、8回裏に塹江投手が捕まりました。1アウトから阪神サンズ選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて1−2と勝ち越されました。投手陣は阪神サンズ選手へのマークをしっかりすべきですね。この場面もホームランだけは打たれてはいけないところで被弾するとは…。準備が足りていないんだろうと思います。
これで今日も敗戦濃厚かと思われつつ迎えた9回表、阪神は抑えのスアレス投手が登板しました。先頭の鈴木誠也選手がセンター前ヒットで出塁。磯村選手が送りバントを決めて1アウト2塁とします。そして長野選手のサードゴロの当たりを阪神大山選手が1塁へ悪送球し、2塁ランナーが生還して、土壇場で2−2の同点に追いつきました。さらに1アウト1、2塁とし、代打會澤選手がレフト前にタイムリーを放ち、3−2と勝ち越しました。相手チームのミスに乗じて得点できたのは、大きいですし、カープの野球かなと思いました。
さあ、これで逃げ切れるだろうと思いつつ迎えた9回裏、抑えの菊池保則投手が登板しました。先頭の阪神梅野選手がショートへの執念の内野安打で出塁。送りバントで2塁に進めるも2アウトまで来て、あと1人というところで阪神近本選手が打席に入ります。ドリヨシはイヤな予感がしていたのですが、菊池投手か投げた3球目を叩き、ライト前へタイムリーを浴びてしまいました。3−3の同点に追いつかれました。菊池保則投手は抑えには向いていない感じですね。決して菊池保則投手が悪いという訳ではありません。彼はセットアッパー向けかなと思います。
試合は延長戦に入りましたが、両チーム得点なく、3−3のドローとなりました。両チームにとっては痛恨の引き分けになりましたが、とりわけカープは痛いですね。これでカープは単独最下位に転落です。何かカープの選手に覇気がないように感じます。もっと元気良く頑張って欲しいですね。
明日のカープの先発はルーキー森下投手です。前回DeNA戦では雨天の中、調子が悪いなりに5回2失点にまとめています。明日は素晴らしいピッチングができると信じています。阪神は藤浪投手です。漬け入る隙は十分あるので、明日は打線の大量援護で森下投手に勝ちをつけましょう!
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