2019年06月04日
1回戦@メットライフドーム 広島4−5埼玉西武(延長12回サヨナラ) 4点ビハインドを追い付くも、最後に力尽きる。
広島 延長十二回にサヨナラ負け 4点差追いつくも…昨年のセ・パ王者対決で屈する
6/4(火) 22:38配信
12回、サヨナラ打を放った中村(中央)がナインの手荒い祝福を受ける(撮影・園田高夫)
「交流戦、西武5−4広島」(4日、メットライフドーム)
昨年のセ・パ王者の対決。広島が延長十二回の末に西武にサヨナラ負け、交流戦黒星スタートとなった。
4−4の延長十二回。この回マウンドに上がった7番手の菊池保が先頭の外崎に中前打を許すと、続く山川にも中前へ運ばれ、一、三塁。森を申告敬遠で歩かせて満塁策を取ったものの、中村に左前へサヨナラ打を浴びた。
0−4の四回。先頭のバティスタが西武の先発・今井のチェンジアップを左翼席上段へ突き刺した。反撃ののろしを上げる16号ソロを放った。
さらに無死二塁のチャンスを作ると、西川が球団2位タイの26試合連続安打となる適時二塁打で2点目。1死後、磯村が右翼へ適時二塁打を放ち、1点差に迫ると、続く田中広も一塁線を突破する適時二塁打。5本の長短打で一挙4点を奪い、追いついた。
二回に先発の野村が四球から崩れ、失策などミスもからんで4点を失った。しかし、野村はその後は立ち直ると、七回から登板したリリーフ陣も無失点に抑えた。九回無死満塁の絶体絶命のピンチを切り抜けるなど、西武の強力打線を封じ込んだが、最後に力尽きた。
交流戦の初戦は延長戦になりましたが、最後に打たれてしまいました。
先発野村投手は立ち上がりが良くなく、球が高めに上ずっていて、痛打されるケースが多かったです。1回裏は無失点に抑えましたが、2回裏に捕まりました。1アウト1、2塁のピンチで、西武戸川選手のファーストゴロの当たりをバティスタ選手がベースカバーに入った野村投手に悪送球し、2塁ランナーが生還し、0−1と先制されました。記録上はバティスタ選手の悪送球になりましたが、ドリヨシ的にはベースカバーに入った野村投手は送球を捕ろうと思えば捕れていたと思います。このミスによる1点が、後になって響くことになります。そして、続く西武金子選手にライト前にタイムリーを浴びて0−2。さらに秋山選手にレフト前へ2点タイムリーを浴びて0−4と試合の主導権を握られました。
打線は4回表に反撃しました。西武先発の今井投手を攻め、バティスタ選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、1−4。西川選手がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースで2−4。磯村選手がライト線へのタイムリー2ベースで3−4。さらに田中選手がライト線へのタイムリー2ベースでついに4−4の同点に追い付きました。この回の集中打は凄かったですね。
野村投手は3回以降はピッチングを修正し、粘りのピッチングで6回まで西武打線を無失点に抑えました。7回は一岡投手、8回はレグナルト投手、9回はフランスア投手が抑えましたが、打線も決め手がないままに、試合は延長戦に入りました。リリーフ陣は10回中崎投手、11回は中村恭平投手が西武打線を0に抑えました。しかし、打線も西武のリリーフ陣に抑えられ、試合は延長12回裏になりました。ピッチャーは7番手の菊池保則投手が登板しました。しかし、先頭の西武外崎選手がセンター前ヒットで出塁。続く山川選手がセンター前ヒットで1、3塁とされました。広島はここで満塁策を取ります。続く西武森選手を申告敬遠してノーアウト満塁としました。9回裏にも満塁策でノーアウト満塁にしましたが、この時はショート田中選手の好プレーもあって無失点に抑えましたが、12回はさすがにピンチを脱することはできませんでした。西武中村選手にレフト前へタイムリーを浴びて、4−5でサヨナラ負けを喫してしまいました。
非常に残念な試合でしたが、2回の守備でのミスがなければ、接戦をモノにできた可能性はありました。ですが、ある程度納得できた試合でもありました。チームにとってもそんなにダメージにはなっていないと思います。
さあ、気持ちを切り替えて、明日頑張りましょう!広島の先発は大瀬良投手です。前回ヤクルト戦では7回5安打3失点で勝利投手となっています。明日も普通にピッチングしてくれれば大丈夫です。西武は十亀投手です。前回楽天戦では6回5安打1失点で勝利投手となっています。ある程度投手戦かもしれませんが、広島の打線の粘りで攻略したいところですね。
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