ドアに近い通路側の席で、
ビールを飲みながら、予定を確認します。
と、ここでちょっとばかり問題が発生!
自分が座っている横の窓側の席の人が
少し知能が遅れている人だったのです。
ただ、鉄道が好きなんでしょうね。
この席を予約しているということは。
それに、やたらと鉄道関連の本を
持っています。
そして、自分の予定をのぞいた途端に
いろいろとちょっかいを出してきました(^^;
まぁたまにはこういうことも
あるだろう・・・くらいの気持ちで
相手をしていました。
特に危害を加えられるわけでもないし、
彼自身鉄道が好きで、
話したかったのでしょうからね(^^)
少しばかりうざったいとは思いましたが、
良い情報ももらいました。
それは、
自分の乗っている【ムーンライトながら】の
この車両は名古屋で切り離されてしまい、
大垣には向かいません。
つまり、
名古屋より先の大垣まで行きたい自分は
乗り換えなくてはいけないのです。
名古屋では、先行している
【臨時大垣夜行】に追いつけるので、
その【臨時大垣夜行】に
乗り換えるつもりでした。
彼が言うには、
「名古屋での乗り換え時間が3分しかない。」
(これは自分も知っていました。)
「【ムーンライトながら】と
【臨時大垣夜行】が停まっているホームは
階段で移動しないといけない。」
えっ?!
そうなの?!
彼は、本当に鉄道が好きなんですね。
こんな貴重な情報滅多に手に入りません。
おかげで、
名古屋での乗り換えに迷わずに済みそうです(^^)
なんだか、ビールがいつも以上に美味しく、
気分良く酔いが回った感じです。
そして、小田原到着手前で
既に意識が朦朧としてきたので、
寝ることにします。
運の良いことに、
小田原の席取りバトルの騒々しさは
まったく分かりませんでした。
そして、目が覚めたのは、
豊橋を過ぎて、名古屋まであと
30分程のところでした。
名古屋では、階段で移動があるので、
多少走ることが必要になると思われます。
起きたばかりだと、体が動かない
可能性があり、ケガもしますので、
二度寝しないように気を付けていました。
車内を見ると、興奮気味だった人も含めて
ほとんどの人が夢の中です。
夜行快速が一番静かになる
早朝の時間帯ですね。
なぜか、夜中はわりと騒々しいのに、
朝明るくなる頃が一番静かなのは、
面白いですね。
慣れている人は、既にトイレや洗顔など
身支度を整えています。
自分も同様に準備を始めました。
進行方向左側から朝陽がゆっくりと
顔を出し始め、【ムーンライトながら】を照らし、
一日が始まる。と宣言しているようです。
自分にとっても長くて楽しい
一日が始まります(^^)
※もしかしたらキツい一日かもしれませんが(^^;
【ムーンライトながら】は、
定刻通り6時05分に
名古屋のホームに滑り込みました。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image