ドコドコと来たところは
銀山です。
なぜ、銀山かというと
銀山行という列車があるからです。
たったそれだけの理由です。
ここ銀山には何かあるのかと
思ってきたのですが、
ホームがあり、
花が植えられていて
管理されているということは分かりました。
ホームから集落までは
坂を下る感じで
駅が上の方にあるのも分かりました。
人があまり利用する雰囲気のない駅で
なぜ小樽方面からこの銀山で
折返す列車があるのか不思議でした。
次の列車までしばらくあるので、
ホームでブラブラしながら
のんびりと寛ぎます。
音があまりないので
変な感じです。
常に何かしら音がしている
所で暮らしていると
音が無いということが
異常なまでに怖いことに気付きました。
本当は耳が聞こえなくなっている??
そんな気さえするところでした。
そしてその静寂を破るように
少しずつエンジン音が聞こえ始めました。
小樽方面へ向かう普通列車が
近付いています。
列車が見えるとホッとしました。
自分が見捨てられていない感じだったのです。
小樽行には乗りませんが、
2両編成のディーゼルカーを眺め
正気に戻った感じで
見送りました。
その後しばらくして
倶知安、長万部方面の普通列車が到着し、
車内へ入ると、完全に
元の自分へ戻りました。
倶知安で時間調整があったので、
少しだけ駅前散策をし、
滅多に来ることが無い
山線を楽しみます。
そして、室蘭本線との接続駅
この列車の終点の
長万部へ到着です。
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