函館へ向かう途中
森で時間調整のための
停車がありました。
森と言えば「いかめし」です。
いかの中にもち米が入っていて
そのもち米にいかの味が浸み込んでいる
あの駅弁です。
停車時間もそこそこあるので、
買ってこようか迷いましたが、
ホームに出て、諦めます。
持ち金が(^^;
貧乏旅人には、
駅弁は高価なんです。
それに、なんとなくなんですが、
東京近辺の駅弁大会みたいなものが
定期的に行われており、
森の「いかめし」は
必ずと言って良いほど
売られています。
東京で食べることができるのは
悪いことではありませんが、
どうもいつも手に入りそうな
駅弁という感覚も
頭のどこかにあった気がします。
ということで、
森ではホームに降りて
体をほぐし、
札幌方面の特急を眺鉄し
車内へ戻りました。
ボックス席に戻ると
前に座っている人が
「いかめし」を食っていました(^^;
どうやら「いかめし」を
食べることが目的だったらしく
満足気な表情でした。
ちなみにこの人も
ずっと普通列車で移動していた
中の1人です。
森を出発すると左側に
噴火湾を見ながら函館へ向かいます。
車窓も薄暗くなり、
日が沈んで夜になると
ほぼ見えなくなります。
しばらくは闇を見て
なんとなく違う世界を
楽しんでいましたが、
そのうち、寝ていました。
列車は、定刻運行ができているらしく
遅れることなく函館へ到着です。
函館は、北海道の玄関口ですので、
いろいろなルートを選ぶことができますね。
それよりも、今日は宿です。
この旅初めての、
動かない場所での宿泊です。
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