山陰から山陽へ中国山地を
突っ切っていきます。
従って山の間を縫うように
引かれている線路を走るので
左右に良く揺れることになります。
しかも、この列車は
381系という特急型車両で
別名振り子型といわれています。
屋根にはパンタグラフ以外何も無く、
カーブでは左右に車体を揺らして
速度を落とさないで走ることが
できるように設計されています。
つまり、スピードは
文句ないくらい出すことができるのですが、
反面ユラユラと左右に揺れます。
一種の船酔いに似た感じに
なる人も多いらしく
なかなか難しいところですね。
乗っていて確かに良く揺れて
とても本など読めたもんじゃないですが、
気持ち悪くなるまではいかなかったです。
約1時間ぶっ通して
新見に18時53分に到着しました。
新見から普通列車の運行本数が
少し増えるので乗り換えます。
しかし、特急は早いものですね。
今の走ってきた米子と新見間を
普通列車で走れば
軽く2時間近くかかります。
それを半分の時間で
移動してしまうのですから
まさに時間を金で買うか、
金を使わず時間を使うか
迷うところになりますね(^^;
新見から乗る列車は18時59分発
岡山行で既にホームに停まっています。
だから、ボックス席は
全て埋まっていて座ることができません。
仕方ないのでドア付近の
2人用席に座ることにしました。
定刻に列車は新見を離れ、
岡山へ向けてスピードを上げます。
車内に2,3歳の女の子がいて
良いことがあったらしく
ずっとはしゃいでいました。
ボックス席に座ることは
できませんでしたが、
人の乗り降りもほとんど無いので
自分の近くのドアは
開閉が無い状態が続きます。
こちらは半自動ドア扱いなので
駅に到着しても乗り降りが
無ければだれもドアを使用しないのです。
もちろん隣にも誰も乗ってこないので
なんだかずいぶんと楽ができました。
備中高梁、総社と過ぎて
倉敷に到着。
20時17分到着のはずでしたが、
4分ほど遅れての到着になりました。
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