宿のあった三原を出て
白市へ9時06分の定刻に到着しました。
9時15分白市始発の
列車に乗り換えます。
運良く転換クロスシート車だったので
ゆったりと座ることができました。
しかも、ここ白市始発にもかかわらず
8両もつないでいるので
ずいぶんと贅沢な列車のように感じます。
定刻に白市を出発する列車は
下関行【快速シティーライナー】で
本州の端の下関まで直行してしまう列車です。
このまま乗って行きたい
衝動に駆られるが今日は我慢だ。
山陽本線はこの先
瀬野八峠といわれる難所を走ります。
瀬野駅と八本松駅の間の峠のことで
蒸気機関車が走っている頃は
1台の機関車では引くことができずに
後ろからもう1台の機関車で押して
上った難所です。
しかも、いちいち列車を停車させて
連結してから押すのでは
時間がもったいないので
走っている時に連結して
押していったという場所です。
そして、急坂が終われば
走ったまま連結を解く
といった感じらしいです。
実際に見たわけではないのですが
小耳に挟んだ情報です。
ということで、
その峠を実感したくて
今日はこの列車に乗ったのです。
夜行快速では頻繁に通っていても、
真夜中で夢の中の自分には
気付くことができなかったのが
ちょっと悔しい気持ちもあったので
今日は是が非でもという気持ちです。
八本松に到着し普段通り出発します。
窓から見ていると
カーブに来るたびに
先頭車を見ることができますが、
確かにずっと下っています。
それもかなり長い距離を下っており、
機関車による手助けが必要だったのが
良く分かりました。
まとめると
広島方面へ向かう下り方面は下っており、
岡山方面に向かう上り方面は上っていたということですね。
2022年02月08日
西日本のクロスシートを楽しみます
posted by 鉄道を眺めるのが好きなオッサンの懐かし旅行記 at 21:00| Comment(0)
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| 2005年末〜2006年始 南東北(飯坂温泉)〜中国地方(智頭急行)
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