車内を見るとこの列車には
今日に限りカップルがたくさん乗っています。
カップルならもっと豪華なところへ行けば
良いようなものの何で只見線なんでしょうか。
おそらく男性の方が鉄道が好きで
乗ろうなどと言ったのでしょうが、
女性の方はほとんどの人が飽きている様子です。
それもそのはず、
景色はしばらくはきれいでも
あっという間に慣れてしまう感じだし、
ディーゼルカーに揺られること
会津若松から終点小出まで
4時間以上かかるし、
終点小出に到着しても
また鈍行に乗らなくてはならず、
とても厳しい行程が待っているんです。
知っていたのか知らなかったのか
この只見線は暇つぶしでも
乗る人みんなが鉄道好きで
只見線に乗ることが目的というような
ことがない限り楽しむことは
無理かなぁと思いますね(^^;
景色は只見川沿いを走るので
素晴らしいものがあります。
都会では絶対に味わうことの
できないものばかりだからです。
しかし、只見線のいいところは
この景色と雰囲気と言うのがほとんどで
売店などが全く無い駅ばかりで
時間調整のために停車しても
何も買うことさえ許されない
ある意味サバイバル的な路線でもあります。
始発駅などで十分に準備をして
長い時間乗るのを覚悟していると
とても素晴らしいのですがね(^^)
一日にわずか3往復しか
全線を走る列車が無いので
乗る方もよっぽど計画しないと
乗ることができません。
それがまた一部の(自分のような)人には
うけているのではないでしょうか。
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