目の前に控えるのは階段。
しかも頂上が分らないくらい長く
そして段数がケタ違いに多い階段です。
土合からハイキングに行くには
谷川岳が一番近く、
結局山登りの前の
準備運動みたいな感じですね。
自分はそんなことは知ったこっちゃないので
マイペースで上っていくことにします。
ここでこの土合についての豆知識!
この下りホームから改札までの階段数は
なんとっ!486段あり、
上りホームと下りホームの
高さの差は82メートルもあるのです。
そしてこの辺りはちょうど
山の中を線路が突っ切っているため
トンネルが多いのも特徴です。
この上越線の上りは清水トンネルを通り
下りは新清水トンネルを通ります。
近くを走っている上越新幹線は
大清水トンネルを通ります。
だからこの辺りは当時の工事が大変で
かなりの犠牲者も出したところでもあります。
さて、トンネル3種類の中に
先ほどの土合も含まれており
新清水トンネルの中には湯檜曽、土合の
両駅がトンネル内駅として設置されています。
上り線はトンネルの中に駅はなく
あまり珍しい感じはしませんが、
線路は急に高低を変更できないため
ループを描いており
それもちょっとした名物になっています。
このようなことは
乗っているとあまり分らないのですが
外から見るとはっきりと分かるらしく
そのスポットを見つけたら
行ってみたい気もしますね。
土合のホームから長い階段を
マイペースで上っていくと
上の方には到着して下を見下ろし
写真を撮っている人がいます。
彼らはかなり余裕のある人たちで
谷川岳にも楽しみ半分苦労半分で
ハイキングできそうですが、
階段の途中でへばっているハイカーが
何人もいました。
自分は靴もハイカー用ではないし
荷物も多いし、とても楽ではありませんが
自分より体力のないやつが
谷川岳に挑むのは無謀というより
恥ずかしいような気がしました。
階段内はひんやりと涼しく
階段脇を水が流れています。
階段には10段ごとに数字が記入してあり
あと何段上るのか目安になっていました。
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