乗ってくる人は全くいないのも
分かる気がしますが、
それでも車内の人は減っていきます。
いったいどこへ帰ろうというのか??
ワンマン運転なので
テープによる車内アナウンスなので、
旅情気分には少し劣りますが、
それでも車内にいる人の格好が
ちょっとばかり関東とは違うので
雰囲気は変わっていました。
だんだんと夕闇に染まりつつある頃、
左側に強力なライトが見え始めます。
もうすぐ江差ですが
海が近付いていたのですね。
日本海になると思いますが、
夕闇に染まる頃から
イカ釣り漁船が出港し
漁が始まるのでしょう。
とにかく強力なライトで
ほとんどの船が2つ点灯させているので
目玉がこっちを睨んでいるような感じでもありました。
江差の手前から
急に街らしくなり
民家や店がちらほら見え始め
終点江差へ到着しました。
本来なら18時34分に
到着の予定でしたが、
少し遅れており急いで改札を抜け、
そして腹が減っているので
夕飯を購入するため店を探します。
残念ながら駅前にコンビニしかなく
軽く弁当でも購入しようと諦めていました。
しかし店へ入りビールを取って
弁当売場へ行くと
ほとんど弁当が置いてなく
ついていないと思いながら
何気なく小さい弁当を見ると
いくらが入っているアワビ弁当でした。
これはかなり得した感じで
早速レジで代金を払うと
もう店を閉めるということで
3割引で弁当を売ってもらえました。
おばちゃんは江差線最終列車に間に合うように
急いでくれて、ここの人の
温かいもてなしに満足しながら列車へ戻りました。
ホームには函館方面へ帰る人が
数人いて思った以上に混んでいますが、
ボックス席を陣取ることができ、
寛ぎながら移動することが
できる状態にはなりました。
車内で早速夕食にします。
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