2021年06月30日
13回戦@東京ドーム 広島1−0読売 野間選手値千金の決勝弾で読売山口投手のノーノーを打ち砕く!九里投手好投で6勝目!
【広島】伏兵・野間峻祥が2年ぶり弾!巨人も山口も止める
6/30(水) 22:18
配信
スポーツ報知
先制ソロを放ち、鈴木誠(右)に迎えられる野間
◆JERAセ・リーグ 巨人0―1広島(30日・東京ドーム)
広島が完封で巨人の連勝を止めた。0−0の8回1死、野間峻祥外野手が自身2年ぶりとなる先制ソロ。無安打投球を許していた山口の直球を右翼席へ運んだ。前日まで2戦連続マルチ安打と状態を上げていた14年のドラフト1位。「何とか食らいついていく気持ちでいった結果。とにかく結果を出さないといけない立場なので」と汗をぬぐった。
先発・九里も山口に負けない好投を見せ、8回途中まで無失点で6勝目(巨人戦3勝目)。新型コロナウイルス陽性判定から復帰3試合目で初勝利となった。自力優勝が消滅する危機で踏ん張り、新人守護神の栗林は15セーブ目。6月は6勝16敗3分けと苦しんだが、佐々岡監督は「(野間は)本当に調子が良く、使っている中での大きな一発。九里もいい攻め、いい投球だった。こういう(1―0の)試合が取れるのは栗林がいるからだと思う。あしたもまた勝っていくしかない」と言葉に力を込めた。
報知新聞社
カープの自力V消滅の危機を救ったのは野間選手の一発でした。
打線は読売先発の山口投手の前に、8回1アウトまでノーヒットに封じられて沈黙が続いていました。しかし、ここで野間選手が149キロのストレートを振り抜き、打球はライトスタンドへ突き刺しました。球場内にどよめきと歓声が交錯する中、野間選手がダイヤモンドを一周すると、チームメイトからはベンチ前で盛大な祝福を受けました。読売山口投手のノーヒットノーランを阻止する値千金の一発が、試合の流れを大きく変えました。
先発九里投手は8回途中まで無失点の好投で、42日ぶりの6勝目を手にしました。1回裏はノーアウト1、2塁のピンチを招くなどランナーを背負うピッチングが続きましたが、勝負所で要所を締めました。
8回裏は1球も140キロを超えませんでした。九里投手は毎回のようにランナーを出しながらも、好調読売打線を相手にコーナーを突き、粘りのピッチングで得点を許しませんでした。この回は2アウト1塁から読売ウィーラー選手を歩かせたところで2番手のバード投手に代わりましたが、コロナから復帰後最長の7回2/3、今季最多タイの124球を投げきりました。今日の九里投手は終始冷静で、初めて組んだキャッチャーの磯村選手とのコンビネーションも抜群でした。
復帰3戦目で見事な復活でした。今後も先発投手陣の柱としての活躍を期待したいと思います。
正直、読売山口投手にノーヒットノーランをやられてしまうなあと、ストレスがMAXになりつつありました。8回表、野間選手が打席に入る時に、ラジオの実況のアナウンサーの山田透さんが、「野間選手は長打があるんです」と言われた直後に決勝弾を打ちました。ノーヒットノーランがなくなる時は、このようなケースが多いですね。
1−0で勝てるチームは強いと聞きますが、カープは本当のところどうなんでしょうか?今日はあまり深くは掘り下げない事にします。
さて、明日のカープの先発は高橋昂也投手です。高橋昂也投手は読売打線とは相性がいいイメージがあります。期待していいのではないでしょうか。読売は菅野投手です。読売のエースとは言え、状態は完璧ではなさそうです。スキはありそうなので、積極的に仕掛けていって欲しいと思います。