2021年06月29日
12回戦@東京ドーム 広島8−11読売 痛恨の逆転負け。大瀬良投手3回6失点の大誤算。
広島 痛恨の逆転負け 8回に森浦が岡本和に決勝3ラン 先発・大瀬良も大誤算の6失点降板
6/29(火) 21:44
配信
スポニチアネックス
<巨・広12>8回2死一、三塁、森浦(左)から勝ち越しの3点本塁打を放つ岡本和(撮影・木村 揚輔)
◇セ・リーグ 広島―巨人(2021年6月29日 東京D)
広島は、29日の巨人戦に8−11で敗れ、シーソーゲームを落とした。
初回、鈴木誠が2試合ぶりの10号2ランで先制。同点の2回には投手の大瀬良の適時打などで2点を追加した。ただ、投げる方では大瀬良が誤算。4−2の3回に、丸、岡本和、坂本の中軸に3連続適時打を浴びるなど4失点で逆転をくらい、3回6失点で降板した。
それでも、打線が5回に反撃。代打・松山の2点適時二塁打などで4点を奪い、逆転に成功すると、リリーフ陣も奮闘。5回から塹江、コルニエル、バードとリードを守った。
だが、8−7の8回に暗転。森浦が2死を奪ってから、2四死球でピンチを招くと、丸に同点適時打。さらに岡本和に決勝の3ランを浴びて万事休す。痛い逆転負けで、連勝ならず。最下位脱出も果たせなかった。
今日の試合はとにかく大瀬良投手が炎上する大誤算が敗因ではないかと思います。その後もドリヨシが思うに、継投ミスで逆転負けを喫したところが悔やまれます。
先発大瀬良投手は味方が2点を先制した直後の1回裏に、読売岡本選手にライトスタンドへ2ランを浴びて2−2の同点に追いつかれました。さらに4−2と勝ち越した直後の3回裏は読売丸選手、岡本選手、坂本選手に3者連続タイムリーを浴びて4−5と逆転を許し、さらに読売戸根投手にまでセンター前タイムリーを浴びて4−6とリードを広げられました。大瀬良投手は前回登板から何も変わっていませんでした。やはり、軸足の右ふくらはぎを故障してから、下半身を使って投げられていないような感じがします。ランナーがいない時はいわゆるタメができているのですが、セットポジションになった時はそれが出来ていません。球にもばらつきがあり、甘く入る球も多く、痛打されました。明らかにメカニックに問題があります。一度ファームで調整した方がいいですね。
4回からは継投に入る訳ですが、順番を誤ったとドリヨシは思っています。今日の継投は高橋樹也投手→塹江投手→コルニエル投手→バード投手→森浦投手→フランスア投手でしたが、ドリヨシなら森浦投手→塹江投手→高橋樹也投手→フランスア投手→バード投手→フランスア投手→コルニエル投手の順番でいかせると思います。8−7の1点リードで迎えた8回裏に森浦投手を起用しましたが、1点リードで8回裏という場面は、ルーキーの森浦投手には荷が重すぎる感じがしました。この場面では三振も取れるコルニエル投手がベストかと思います。森浦投手を起用するなら、ゲーム中盤の4回に2番手が丁度いいでしょう。そして、回が進むごとに強いピッチャーを注ぎ込むべきだと思います。元を正せば、大瀬良投手が3回KOが想定外だったかもしれませんが、首脳陣はあらゆる事を想定しておく必要がある訳で、今日の試合は監督と投手コーチの責任は重大だと思います。継投ミスで負けたと言っていいと思います。結局森浦投手は8回2アウトまでは良かったですが、四死球で1、2塁とされると、読売丸選手にセンター前タイムリーを浴びて8−8の同点。さらに読売岡本選手にこの日2本目となる3ランをレフトスタンドに運ばれ、8−11とされて試合が決まりました。
打線は初回鈴木誠也選手の2ランで先制し、5回には代打松山選手の2点タイムリー2ベースなどでリードを奪いましたが、勝ちには繋がりませんでした。
カープの戦力は12球団でもトップクラスだと思います。読者の皆さんもそう思っていることでしょう。しかし、何故今の位置なのでしょうか?それはコマの使い方が悪いからだと思います。すなわち、監督、コーチ陣の選手の使い方が全くなっていないという事です。監督は2軍を含めて全ての選手の状況を把握しているのでしょうか?勝負勘があるのでしょうか?甚だ疑問です。これだけ悲惨な結果を招いているのですから、責任を取る必要も出てきましたね。
明日のカープの先発は九里投手。読売はメジャー帰りの山口投手です。明日はどんな形でもいいので勝って欲しいです。カープファンは勝ちに飢えています。とにかく勝ちましょう!