2021年06月12日
2回戦@京セラドーム 広島2−3オリックス 投打噛み合わず6連敗。借金は今季ワーストの11に。
【広島】投打に守備もかみ合わず6連敗 10年ぶりに14戦連続で先発白星なく、佐々岡監督「流れが悪い」
6/12(土) 19:06
配信
スポーツ報知
7回、交代を告げる佐々岡真司監督(左は空振り三振に倒れた代打・林晃汰)
◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス3―2広島(12日、京セラドーム大阪)
広島は2分けを挟んで今季ワーストタイの6連敗で、借金11に膨らんだ。先発の森下は2回に2死から3失点。連打と四球で満塁を迎え、福田に走者一掃の三塁打を許したが、佐々岡監督は「捕ってほしい打球もあった。(福田の決勝打は)いいところに落とされたけど、(中堅の西川が)勝負してほしかったところではあった」と振り返った。
2死一塁で紅林の三遊間の打球に遊撃の小園が追いつきながら、グラブの下を抜かれた。左中間に転がる二塁打でピンチが拡大。福田の左中間への決勝打は、中堅の西川が一歩届かなかった。
不振の攻撃は6回に21イニングぶりに得点を挙げたが、無死満塁の絶好機で、会沢の押し出し四球と坂倉の二ゴロ併殺の間の2点。指揮官は「一気に畳みかけるところで、勢いを感じない。打線が全く機能していない。先発が我慢しても先に点を取られると、追いつく力がないというか。今は流れが悪い」と嘆き節。歯車がかみ合わず、先発投手に14試合連続で白星がないのは、チームでは10年ぶりの事態となった。
報知新聞社
カープらしくない試合が続いています。攻撃ではタイムリーがなく、守備ではミスが目立ち、まさに自滅の試合でした。
先発の森下投手は6回6安打3失点の粘りのピッチングでしたが、打線の援護に恵まれませんでした。この3失点は2回裏でした。2アウトから連打と四球で満塁とされると、オリックス福田選手に左中間を破る走者一掃のタイムリー3ベースを浴びました。実は満塁になる前、2アウト1塁からオリックス紅林選手の打球にショート小園選手が追いつきながら、グラブの下を打球が抜いて2ベースとなる、非常にまずいミスがありました。小園選手が堅実に処理してアウトにしていれば、この回の失点はなかった訳です。小園選手の守備はエラーも多く、問題だと思います。肝心な場面でのエラーが印象に残っていますので、もう一度ファームで鍛え直した方がいいと思います。
打線は6回表に絶好のチャンスが来ました。オリックス2番手の村西投手を攻めて、四球、ヒット、四球でノーアウト満塁の大チャンスでした。続く會澤選手が押し出しの四球を選び、1−3。なおノーアウト満塁でしたが、続く坂倉選手が併殺打という、最悪の結果を打ってしまいました。この間に3塁ランナーが生還して2−3となりましたが、反撃もここまでとなりました。坂倉選手もバッティングは低調と見ています。この打席もカウント2−1と、バッター優利のカウントにも関わらず、併殺打に終わるとは…。
結局打線はタイムリーがなく、押し出しと併殺の間の2得点に終わるのが、今のカープを象徴しているようです。
本当に投打が噛み合わず、今日も敗戦となりました。引き分けを挟んで6連敗で、借金はワーストの11となりました。
試合後、監督がいろいろコメントしていますが、正直、愚痴にしか聞こえません。打線がしっかり機能していく為に、監督はどれだけの時間とエネルギーを費やしたのか気になります。
ドリヨシも愚痴っぽくなってきてますので、切り替えていきましょう!
明日のカープの先発は高橋昂也投手です。あまりプレッシャーはかけないようにしましょう。彼らしいピッチングがしっかり出来るかどうか注目したいです。オリックスは増井投手です。ハマれば難敵になります。狙うとしたら立ち上がりですね。
ここまで来たら、とにかく元気よく野球をしましょう。