ヤクルトの連敗は3でストップ 広島は田中広決勝タイムリーエラーで敗れ、巨人と4ゲーム差に
7/2(火) 21:22配信
◇セ・リーグ ヤクルト3―1広島（２０１９年７月２日 マツダ）
ヤクルトが敵地での広島戦に3―1で競り勝ち、連敗を3で止めた。先発の小川が7回4安打1失点の好投で3勝目（8敗）を挙げている。
広島は1分けを挟んで今季6度目の3連敗。首位・巨人が勝ったため、ゲーム差が4に開いた。
ヤクルトは2回、中山の左越え3号ソロで先制。4回に追いつかれたが、1―1で迎えた6回、先頭・青木が中前打で出塁し、2死後に暴投で二塁へ進塁。中村の遊ゴロを田中広が捕り損ねてトンネルする間に勝ち越し。9回には育成出身の大村が代打でプロ初打点初本塁打となる右越え1号ソロを放って貴重な1点を加えて逃げ切った。
広島は前回登板でプロ初完封をマークした先発の九里が6回4安打2失点（自責1）と好投。0―1で迎えた4回、鈴木の四球とメヒアの中前打で無死一、二塁とし、バティスタの三塁線への打球がベースに当たって左前へ抜ける間に同点としたが、名手・田中広が痛恨の決勝タイムリーエラーを犯した。
今日も、今日の試合も勝てる試合を落としたように感じました。打線が全く機能していません。
先発九里投手は粘りのピッチング、気合いの入ったピッチングでヤクルト打線を抑えていました。
２回表にヤクルト中山選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びるも、５回までこの１点に抑えました。
打線は４回裏、ヤクルト先発の小川投手から、四球とヒットでノーアウト１、２塁として、バティスタ選手が３塁ベースに当たるラッキーなタイムリーを放ち、１−１の同点に追い付きました。ここまでは良かったのですが、なおノーアウト１、２塁のチャンスでしたが、高橋大樹選手がファーストフライ、會澤選手が見逃し三振、九里投手がキャッチャーゴロで、追加点が奪えませんでした。最近はこのパターンが多いです。打線のつながりが見られません。
そして同点のまま６回表、先頭のヤクルト青木選手がヒットで出塁しましたが、２アウトまでこぎつけましたが、九里投手が暴投して２塁へ進塁され、ヤクルト中村選手のショートゴロの当たりを田中選手が後逸し、セカンドランナーが生還し、１−２と勝ち越しを許しました。このエラーは本当に痛いですね。チームの雰囲気が一気に悪くなったような気がしました。九里投手が粘って頑張っていただけに、あまりにも無情なエラーになりました。
九里投手は６回114球を投げて４安打２失点でした。決して悪い内容ではなかっただけに、非常に可哀想な感じでした。
７回からは遠藤投手、中村恭平投手、一岡投手と無失点でつなぎましたが、９回表に５番手の島内投手が、ヤクルト大村選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて、１−３とリードを広げられました。
試合はそのまま終わり、１−３で敗れました。これで広島は引き分けをはさんで３連敗で、首位読売とのゲーム差は４に広がりました。今日の試合もそうですが、打線が全くと言っていいほど機能していません。４月の頃よりさらに悪くなっているように感じます。早急に手を打たないと、リーグ４連覇は夢に散ってしまいます。
さて、明日の先発はローレンス投手が来日初先発です。ようやく１軍でのチャンスがやってきました。素晴らしいピッチングを期待します。ヤクルトは寺原投手です。今の広島打線では、どの投手が相手でも打ちあぐねそうですが、なんとか頑張って攻略して欲しいですね。
