2019年04月25日
6回戦@マツダ 広島2−0中日 大瀬良投手5年ぶりの完封!會澤選手殊勲のタイムリー2ベース!7連勝でついに借金1!
広島会沢V打、大瀬良完封で2勝目 中日初の3連敗
4/25(木) 20:52配信
8回表中日2死二塁、平田の左前打を西川が好返球。ガッツポーズする大瀬良(撮影・栗木一考)
<広島2−0中日>◇25日◇マツダスタジアム
序盤は両先発の投手戦。中日ロメロが1死三塁を切り抜けると、広島先発大瀬良も3回まで毎回走者を背負いながら後続を断った。
中日は6回まで3併殺。広島は4回2死一、三塁、6回1死三塁であと1本が出なかった。両軍無得点のまま終盤へ。
広島は8回2死一、二塁から会沢が中越え2点二塁打を放ち7連勝。先発大瀬良が完封で2勝目。中日は今季初の3連敗。
中日ロドリゲスが1敗目。
本当にカープは強くなりました。今日の勝ちも非常に大きいですね。
大瀬良投手は初回、四球とヒットで1アウト1、2塁のピンチでしたが、中日ビシエド選手をセカンドゴロ併殺に打ち取り、ピンチを逃れました。
以降、ランナーを背負うイニングもありましたが、慌てることなく、中日のバッターを打ち取っていきました。
打線は4回裏、中日先発のロメロ投手から、1アウト後、長野選手がレフト前ヒットで出塁し、続くバティスタ選手がレフト線を破る2ベースを放ち、1塁ランナーの長野選手が2塁、3塁を蹴ったまでは良かったのですが、足がもつれて転倒し、タッチアウトになり、先制とはなりませんでした。しかし、マツダスタジアムのファンからは長野選手へ温かい拍手が送られました。長野選手は張り切り過ぎて、空回りしてしまったのでしょうか。
その後も、広島大瀬良投手、中日ロメロ投手の投げ合いが続きました。
8回表、大瀬良投手が2アウト2塁のピンチを背負いました。ここで中日平田選手がレフト前へヒットし、2塁ランナーの中日高橋選手が3塁を回り、本塁に突入しますが、レフト西川選手の好返球で高橋選手はタッチアウトとなり、先制とはなりませんでした。西川選手のバックホームは見事でした。大瀬良投手とチームを救うナイスプレーでした。
そして8回裏、中日は2番手にロドリゲス投手に代わりました。先頭の菊池涼介選手が四球で出塁しました。この四球は大きかったですね。続く長野選手が進塁打のセカンドゴロで1アウト2塁。バティスタ選手は空振り三振で2アウト2塁となりました。続く野間選手が死球で1、2塁のチャンスになりました。そして次のバッターは會澤選手です。ドリヨシはこの時の會澤選手の表情が違っているのに気付きました。真剣そのもので、勝負師の顔をしていました。これは一打出るぞと思った矢先の2球目をコンパクトに振り抜き、前進守備の外野の頭を越え、左中間を破る2点タイムリー2ベースを打ち、2−0としました。シーズンスタートから打撃不振で悩んでいました。が、さすが選手会長です。リーダーらしい風格が出てきました。
そして、9回表のマウンドにも大瀬良投手が上がりました。先頭の中日京田選手を空振り三振。大島選手をライトフライに打ち取ります。ビシエド選手にはレフト前ヒットを浴びましたが、阿部選手をセンターフライに打ち取り、試合終了しました。9回123球を投げて、7安打無失点で完封勝利を挙げました。ルーキーイヤーの2014年以来の5年ぶりの完封でした。大瀬良投手は正真正銘広島のエースですね。
これで広島は破竹の7連勝となり、借金は1になりました。首位読売とのゲーム差も3.5ゲームとなり、いよいよ射程圏内に入ってきました。あさってからはゴールデンウィークの12連戦が始まります。まずはあさってから神宮でヤクルトとの3連戦です。あさっての初戦は床田投手が先発でしょうから、勝利濃厚かと思います。このまま連勝街道を突っ走って欲しいですね。