2019年04月19日
4回戦@マツダ 広島2−1横浜DeNA(延長10回サヨナラ) 會澤選手のサヨナラタイムリーで今季初の連勝!
広島、今季初のサヨナラ勝ち!初の連勝で6カードぶり初戦勝利 選手会長会沢が決めた
4/19(金) 21:50配信
延長10回、サヨナラ打放ちベンチに向かってポーズする広島・会沢翼
「広島2−1DeNA」(19日、マツダスタジアム)
広島が今季初のサヨナラ勝ち。2試合連続の逆転勝ちで開幕カード以来6カードぶりにカード初戦に勝った。
同点の延長十回、連続四球で無死一、二塁とし代打・磯村が犠打を決め二、三塁。続く西川が敬遠で1死満塁となり満塁となり、選手会長会沢が中越え打を放った。
会沢は「みんながつないでくれて、これだけたくさんのお客さんが声援してくれて、なんとか返そうと思って打席に入りました。(感触は)よかったですね。仲間を信じていつかこういうチャンスが来たときに打てるようにと思っていました」と喜びの声をお立ち台で発した。
1点を追う八回2死から連続四球で一、二塁とし、代打西川の中前適時打で同点として延長に突入した。
先発の大瀬良は勝ち星こそ付かなかったが、7回1失点の粘投で勝利に貢献した。フランスアが2勝目。
4連覇を狙う広島は開幕戦の巨人戦で勝ったものの、カード負け越しで5カード連続負け越し、6カード連続勝ち越しなしと苦しい戦いを強いられている。巨人2連戦でもカード初戦に敗れ、第2戦も劣勢に立たされながら九回2死から3点を奪い今季2度目の逆転勝ちを収めていた。今季2試合連続3度目の逆転勝ち。これで6勝12敗。まだ借金「6」で最下位ではあるが、3連覇を成し遂げた「逆転のカープ」の本領発揮が期待される。
今日は終盤まで苦しい展開でしたが、粘って粘って最後はサヨナラで勝利をおさめました。
先発大瀬良投手はドリヨシ的にはあまり良くなかったという印象でしたが、なんとか悪いなりに粘りのピッチングをしてくれました。
しかし、4回表、1アウト後、DeNA宮崎選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて0−1と先制されました。
5回表は、DeNA楠本選手が2ベースで2塁へ進み、続くソト選手の時に暴投しました。2塁の楠本選手が3塁を回って本塁に突入しましたが、大瀬良投手のナイスカバーで楠本選手はタッチアウトになりました。このプレーが今日のポイントだったと思います。
大瀬良投手は7回を120球を投げて6安打1失点と粘りのピッチングを展開してくれました。勝ちこそつきませんでしたが、今日の試合の貢献度は抜群です。
打線はDeNA先発今永投手の前になかなか得点できずにいました。チャンスは作りますが、要所で抑えられるという、広島にとっては重苦しい展開になりました。
しかし、8回裏に流れが変わりました。8回からDeNAは今永投手から2番手に三嶋投手に代わりました。先頭の菊池選手がセンター前ヒットで出塁しましたが、続くバティスタ選手が4−6−3の併殺に倒れました。今までのカープならば、これで諦めてしまうところですが、ここから粘ります。2アウトランナーなしから鈴木選手、長野選手が連続四球で1、2塁のチャンスになります。続く代打西川選手でDeNAは3番手に砂田投手に代わりました。西川選手は追い込まれていましたが、4球目をうまくミートしてセンター前にタイムリーを放ち、1−1の同点に追い付きました。おとといの読売戦でもそうでしたが、まさに技ありのバッティングでした。
マツダスタジアムの雰囲気は押せ押せムードに変わりました。
リリーフは8回はレグナルト投手、9回は中崎投手、そして延長10回はフランスア投手がDeNA打線を0に抑えました。ここ数試合、リリーフ陣がいい働きをしてくれています。これも明るい材料です。
そして、延長10回裏、DeNA4番手のパットン投手を攻め、連続四球と送りバント、敬遠で1アウト満塁の大チャンスを迎え、バッターは會澤選手です。カウント2−0からの3球目を振り抜き、打球は右中間へ落ち、サヨナラタイムリーとなり2−1で勝利しました。
今日の勝利も大きいですね。これで広島は今季初の連勝になりました。ヒーローインタビューで會澤選手が感極まっていたように見えて、ドリヨシも胸が熱くなりました。これから広島の逆襲が始まります。
明日の先発は床田投手です。前回DeNA戦の時と同様、ナイスピッチングしてくれます。DeNAは井納投手です。ここ2試合、打線に粘りが出てきましたので、明日も一丸で攻略してくれるでしょう。