2019年04月01日
鈴木誠也選手の「三冠王」への思い
丸が抜け“勝敗負う覚悟” 広島4番・鈴木誠也に三冠王の目
4/1(月) 15:00配信
八回に中前打を放つ鈴木(C)日刊ゲンダイ
広島の4番・鈴木誠也(24)が好発進だ。
31日の巨人戦で3打数2安打2打点。初回に中前打で先制点を叩き出すと、1点を追う三回には同点犠飛。さらに1点を追う八回には先頭打者として中前打で出塁した。前日の2戦目には巨人先発ヤングマンから、開幕6打席目で自己最速となる今季1号を放った。巨人との開幕カード3試合は9打数5安打3打点1本塁打で4番の存在感を見せた。
広島OBでコーチ、編成部長などを歴任した川端順氏がこう指摘する。
「成長の跡を感じます。この3試合を見ると、狙い球を絞って4番らしくフルスイングする場面、出塁したい場面は確実に単打狙い、犠飛で最低限の仕事をする場面など、状況に応じて意識しながら打席に入っていましたね」
昨季は124試合に出場。4番として打率.320、自己最多の30本塁打、94打点をマークし、リーグ3連覇に貢献した。今季からは広島では特別な背番号「1」を背負う。さらに、不動の3番だった丸が巨人へFA移籍。精神的な支柱でもあった新井も抜け、周囲の期待を一身に受ける立場になった。そんな中、オフには「僕はプレーで引っ張っていく。勝って個人タイトルを取れるのが一番。打点王を狙っていきたい」と堂々とタイトル奪取宣言。春のキャンプでは「4番を任された時から負けたら自分の責任だと思って試合に出ています。丸さんが抜けたからって、さらに責任が増すという感覚はありません」と日刊ゲンダイに力強く語っていた。
前出の川端氏が続ける。
「タイトルのことも、勝敗を背負うということも、はっきり口にできるようになった。昨年まではどこか丸などに遠慮をしていたんでしょう。自覚が増した証拠です。誠也は年々、熱心に相手投手の研究をするようになっているそうです。主に配球などですね。そして、ベンチではひとときも相手投手から目を離さない。配球はもちろん、クセなどを見つけるためです。これは打席で気付いたことなどをベンチでメモしている丸の影響が大きい。(2017年の)右足首手術の影響があった昨年は、4月に2週間ほど離脱した時期がありましたが、今年は充実しているように見ます。自身初のタイトルどころか、三冠王を狙って欲しい。緒方監督ら首脳陣は、最初からそれぐらいの能力があると思って育成していますから」
機は熟した。04年の松中(ダイエー)、セ・リーグでは1986年のバース(阪神)以来となる三冠王獲得は、広島のリーグ4連覇に直結する。
開幕スタートから好調の鈴木選手ですが、今季はタイトル獲得の可能性は高いと思います。打率3割3分、ホームラン40本以上、打点100以上は目指して欲しいですね。確かに昨年までと、今年の鈴木選手にかかるプレッシャーは大きいと思いますが、あの骨折をきっかけに、野球に対する考え方と人に対する思いが変わったようです。当面の最大のライバルはDeNAの筒香選手でしょうか。筒香選手も開幕から好調です。今季は秋まで2人で競い合って、最後は鈴木選手にタイトルを獲得して欲しいです。鈴木選手が三冠になるためにも、1番〜3番も頑張ってもらわないといけませんね。
「守り勝つ野球」を徹底するべし!
長野初安打も…広島守乱で6年ぶり負け越し発進
4/1(月) 16:31配信
吉川の打球に飛びつく長野
広島が6年ぶりに開幕負け越しスタートとなった。31日の広島戦(マツダ)で巨人に3―6で敗れ、打線は今季初2桁安打も得点につながらず、失点につながる守備の乱れも続出。新加入の長野が7回守備から移籍後初出場し、初打席で古巣から初安打を放つも、チームは悪い流れを変えることはできなかった。
9回は先頭ビヤヌエバの三ゴロを安部がファンブルすると、続く小林の犠打処理で会沢が二塁へ高投。一死後、吉川尚を迎えた場面でベンチは外野に前進守備を指示したが、この布陣も結果的には裏目に出た。
吉川尚の打球は、定位置であれば捕球できた左翼への飛球。長野は必死に背走してダイビングしたが一歩届かず、打球はグラブの先へ抜けていった。さらには送球ミスも重なり、この回致命的な3失点。長野は奮投の中崎を思いやり「捕ってあげないといけなかった」。ただ、緒方監督は「あれは難しい。誰でも捕れていないよ。前進守備させて。こっちがそういう指示を出してやっているわけだから」とベンチで責任を負った。
「ミスのない143試合なんてありえない」としつつ「いい形で追いついてね。終盤に守りきらなきゃ、こうやって負けにつながる」とチームを再度引き締めた指揮官。負けを引きずらずもギアを上げ、2日からの中日戦(ナゴヤドーム)で仕切り直しといく。
昨日の試合、9回表の守備はお粗末ですね。先頭読売ビヤヌエバ選手のサードゴロの打球を安部選手がファンブルしました。ここが昨日の試合のポイントでした。その前の8回裏、ノーアウト1、3塁のカープのチャンスで、代打の代打の小窪選手が併殺打を打ち、その間に1点入れて3−3の同点に追い付きました。追い付きはしましたが、併殺でランナーなしになったところで、流れが切れてしまいました。そんな中で迎えた9回表だっただけに、先頭バッターは絶対抑えなくてはなりませんでした。それだけに安部選手のエラーは痛かったですね。さらに、ノーアウト1塁から読売小林選手のキャッチャー前の送りバントを會澤選手が2塁へ悪送球し、ノーアウト1、2塁のピンチを作ってしまいました。安部選手も、會澤選手も「準備」ができていたのかどうか、疑問が残ります。1アウト後、外野が前進守備になりましたが、読売吉川選手がレフトへの大きなフライを打ち、レフトの長野選手が懸命に背走しましたが、捕球できず、2点タイムリー2ベースになりました。しかし、ドリヨシとしてはこの前進守備は仕方ないと思っています。緒方監督が何度も言われてますが、「守り勝つ野球」をもっと徹底しないといけません。接戦をモノにするためには、絶対ミスは許されません。明日からの中日戦はきっちりした野球を見せて欲しいです。
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