2018年11月24日
長井投手、フォーム改造で制球に手応え!
狙ったミットへ…広島・長井、新フォームで磨く制球 アドゥワから刺激
11/24(土) 14:00配信
来季の開幕1軍入りを目指す長井
広島の長井良太投手(19)が新フォームの習得に励んでいる。マウンドに立ったときから、プレートに右足を並行に置き、左足は一塁側に引いた状態から始動するものだ。バランスを良くして制球力アップにつなげるのが狙い。開幕1軍を勝ち取るために、オフも継続していく。
パッと見てわかる変化だった。ブルペンでの投球練習。左足を引いてマウンドに立つ長井がいた。その状態からゆっくりと始動して力強く腕を振る。捕手のミットが、構えた位置から微動だにしない投球が何球もあった。
「体のバランスを修正して、制球力を上げるのが狙い。何かをやらないといけないと思ってやりました」
2年目の今季、初めて1軍に昇格。最も自信がある150キロを超える直球で勝負した。だが4試合で防御率は13・50。5月22日の巨人戦では岡本に3ランを浴び1回3失点だった。「コントロールさえ間違わなければ打たれない。でも甘くなったら打たれると感じた」。自身の現在地を知った試合だった。
テレビで見る同期入団の投球にも刺激を受けた。アドゥワだ。手元で変化する直球とチェンジアップを低めに集め、開幕から1軍にフル帯同。一時は勝ちパターンにも入った。球速は自身よりない。それでも通用できたのは制球力に優れていたからに他ならない。
球威を維持しながら制球力アップにつなげるには−。試行錯誤して一つの形を見いだした。最初からプレートに右足を並行に置き、左足は一塁側に引いた状態でマウンドに立った。そこから左足を上げていくことで、体のバランスを維持したままリリースにつなげられるというのだ。
秋季キャンプでは初日から2日連続でブルペン入り。13日のシート打撃を経て14日も投球練習した。16日からの最終クールでも積極的に投げ込み体にフォームを覚え込ませた。
12日の契約更改交渉では、球団から「真っすぐを評価している。続けてアピールをしてほしい」とエールをおくられたという。球威を維持しながら制球力を上げるのが、来年の春季キャンプまでのテーマになる。
「今年はいろいろ経験をさせてもらった。それを無駄にしないようにしなければいけない。来年は開幕1軍を勝ち取って、ずっと帯同できるようにしたい」。大きな目標を掲げ、鍛錬の日々を続けていく。(デイリースポーツ・市尻達拡)
長井投手は必ず将来大化けするピッチャーだと思います。ピッチングを見る限り、ドリヨシがふと思ったのが、楽天の則本投手に似てるなと感じました。ダイナミックなフォームから回転のいいストレートを投げる、三振の取れるピッチャーだと思いました。しかし、制球が安定せず、甘い球を痛打されるケースが多く、今季は1軍登板はありましたが、結果は残せませんでした。
この秋のキャンプで、プレートの立ち位置を変えて、制球が抜群に安定してきているようです。150キロを超えるストレートを持っているだけに、来季の春のキャンプが楽しみになってきました。長井投手にとって、来季はブレイクの年になるかもしれません。
護国神社へリーグ3連覇の報告とお礼参り
広島、護国神社でシーズン報告 会沢選手会長、日本一へ「経験を生かして来年」
11/24(土) 15:26配信
参拝を終え、お神酒を口にする広島・新井貴浩=広島・護国神社(撮影・飯室逸平)
広島が24日、広島市内の護国神社を参拝した。緒方監督をはじめ首脳陣、選手、スタッフら計66人が参加し、リーグ3連覇のお礼とシーズン報告をした。
選手会長・会沢は「リーグ3連覇の目標から始まって、それは達成できたけど、最終的に日本一を達成できなかったので、この経験を生かして来年また頑張りたい」と話した。
新井さんも参加されていたんですね。普通に見ていて、来季も選手として頑張ってくれるのではないかと錯覚するぐらいですね。
まずは、リーグ3連覇の報告が出来て良かったです。3連覇以上は読売と広島しかしてないところを考えると、いかに連覇は難しいのかが分かります。やはり強いチームになった証でしょうね。
日本シリーズは残念な結果になりましたが、展開次第では逆にソフトバンクに勝てていた可能性もありました。試合の中の勝負所でソフトバンクが一枚上手だっただけです。来年の今頃は、日本一の優勝パレードもして、護国神社に日本一の報告が出来るように期待したいと思います。
「勝鯉の森」の優勝記念碑を増設!
カープV9で優勝記念碑を増設
11/24(土) 10:31配信
増設されたプロ野球広島の優勝記念碑(手前)。左端は緒方孝市監督=24日午前、広島市
広島市は24日、プロ野球広島カープのセ・リーグ優勝記念碑を旧広島市民球場跡地近くの「勝鯉の森」に増設し、除幕式を開いた。歴代の優勝記録が刻まれた碑にスペースがなくなったため、9回目のリーグ優勝を果たした今季の記録を刻んだ碑を隣に設置した。
従来の碑は初優勝した1975年から昨年まで8回分の成績が刻まれている。新しい優勝記念碑は現在ある碑と同じ大きさで、82勝59敗2引き分けとなった今季のカープの対戦成績が刻まれている。
市の担当者は「これからもカープを応援する市民の気持ちを大切にしたい」と話している。
記念碑がついに2つ目になりました。カープが球団初のリーグ3連覇し、1つ目の記念碑が一杯になり、2つ目になった訳ですが、ひと昔のカープの黄金時代の強さが再びやって来るなんて、正直思っていませんでした。それだけに、2016年の25年ぶりのリーグ優勝の時は泣いてしまいました。
あとは日本一の記録を記念碑に刻むのを待つだけです。日本一はこれまで3回ですが、最近は1984年に阪急を破っての日本一でした。当時ドリヨシは中学生でしたが、来季こそは35年ぶりの日本一を期待しています。
緒方監督、来季も続投!
広島・緒方監督、1億円で単年契約
11/24(土) 9:56配信
広島・緒方孝市監督(49)が23日、広島市内の球団事務所で1000万円増の年俸1億円で契約を更新。新たに単年契約を結び、来季は就任5シーズン目となる。
今季は西川、野間、アドゥワ、フランスアら若手を次々に起用し、球団史上初の3連覇を達成。指揮官は「(来季は)リーグ4連覇、日本一をつかみ取りたい」と決意を語った。また、この日までにコーチ陣全員と契約を交わした。
来季は本当に日本一をかけた戦いになります。今年の日本シリーズは1勝4敗1分けでソフトバンクに惜敗だっただけに、緒方監督の内心は悔しさで一杯だと思います。今季は若手選手が伸びてきているので、来季はその若手選手の使い方で手腕を問われる事になるでしょう。来季こそは悲願の日本一目指して、緒方監督はじめ、コーチ陣一丸で選手をバックアップして欲しいと思います。