2021年07月06日
12回戦@マツダ 広島2−4横浜DeNA 大瀬良投手7回2失点粘投も勝ちつかず。8回フランスア投手被弾で敗戦。借金は再び16に。
広島は借金16 大瀬良が自己ワースト7戦連続先発未勝利 DeNAは佐野が決勝弾
7/6(火) 21:20
配信
デイリースポーツ
7回を投げて2失点の大瀬良=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
「広島2−4DeNA」(6日、マツダスタジアム)
広島が9連戦初戦を落とし、借金は再び今季最多タイとなる16に膨らんだ。
先発の大瀬良は7回3安打2失点と好投したが、2点リードの四回2死一塁からオースティンに同点の2ランを浴び、4月9日の巨人戦以来の今季3勝目とはならなかった。これで7試合連続先発未勝利となり、自己ワースト記録となった。
2−2の八回2死一塁から代わったフランスアが佐野に決勝弾となる2ランを浴び、敗戦投手となった。
打線は三回、無死一、二塁で先発・坂本から小園が2点適時三塁打を放ち、先制点を挙げたが、その後はDeNAの継投リレーの前に四回から八回まで無安打に終わるなど打線が沈黙した。
DeNAは3番手・シャッケルフォードが来日初勝利。三嶋が15セーブ目を挙げた。
大瀬良投手が勝てませんね。今日の敗因は打線にあります。序盤にもっと得点出来ていたはずです。今季の広島打線は本当にムラがありますね。
先発大瀬良投手は粘りのピッチングをしてくれました。7回106球を投げて3安打2失点で、先発投手としての役割を果たしました。今日は立ち上がりからストレートに球威がありました。3回までパーフェクトピッチングでした。
しかし、味方に2点の援護をもらった直後の4回表は、2アウトからDeNA佐野選手にライト前ヒットを許し、続くDeNAオースティン選手にセンターオーバーの2ランを浴びてしまいました。追い込みながら、高めの釣り球を見事に弾き返されました。釣り球は必要なかったと思います。オーソドックスにアウトローへの変化球で良かったのではないかと思います。少し悔いの残る配球でした。
5回、6回はいずれも無失点に抑えました。カットボール、フォーク、カーブを織り交ぜながら、DeNA打線を仕留めました。
7回は2アウト1、2塁でDeNA大和選手に対してフルカウントから145キロのストレートでライトフライに仕留めてピンチをしのいで降板しました。
2−2の同点で迎えた8回表、2番手にフランスア投手が登板しました。ドリヨシは少し違和感を感じました。8回なら勝ちパターンで継投するなら、コルニエル投手ではないのかと思いました。フランスア投手はまだ故障明けというのもあり、持ち味のストレートの威力も完全ではないので、8回の登板は回避するべきだと思います。そのフランスア投手は、2アウト2塁から、DeNA佐野選手にライトスタンドへ2ランを浴びて2−4と勝ち越されました。インハイのストレートで、決して甘い球ではなかったですが、佐野選手に見事に打たれてしまいました。やはり、フランスア投手のストレートの威力がまだないという事になると思います。
打線は3回裏、DeNA坂本投手を攻め、ノーアウト1、2塁から小園選手が右中間を破る2点タイムリー3ベースを放ち、2−0と先制しました。なお、1アウト1、3塁のチャンスでしたが、林選手が空振り三振。その間に1塁ランナーがスタートを切り、3塁ランナーが本塁へ突入しましたが、タッチアウトとなり、チャンスを潰しました。追加点が取れないのも、今季のカープを象徴していますね。1回裏は2アウト3塁、2回裏は1アウト1、3塁と、得点のチャンスがありながらも無得点に終わりました。結局これが敗因と言ってもいいと思います。とにかく攻撃が雑です。首脳陣は選手の特徴や適性を考えながら、策を決めて欲しいですね。
何かベンチの思惑と選手の行動がズレています。首脳陣と選手の間のコミュニケーションがしっかり図れているのか、気になるところです。
さて、明日のカープの先発は九里投手です。明日も無双のピッチングを期待します。DeNAは今永投手です。調子を上げてきていますので、油断は禁物です。最下位脱出の為にも、明日は絶対勝ちましょう!
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