2021年07月04日
10回戦@マツダ 広島4−3阪神 序盤3点リードされるも、中盤に逆転!森下投手6回3失点粘投で5勝目!
広島 逆転勝ちで阪神3連戦勝ち越し 森下6回3失点の粘投で5勝目
7/4(日) 17:38
配信
デイリースポーツ
力投する先発の森下(撮影・飯室逸平)
「広島4−3阪神」(4日、マツダスタジアム)
広島が逆転勝利で、首位・阪神との3連戦の勝ち越しを決めた。
先発した森下は6回8安打3失点で、6月19日のDeNA戦以来の5勝目。3者凡退は一度もなく、毎回走者を背負ったものの、粘りの投球で試合をつくった。五回無死満塁のピンチではマルテを一邪飛。ドラフト1位・佐藤輝(近大)を空振り三振に仕留め、最後は大山を三ゴロ。林の好守にも助けられ大ピンチを切り抜けた。
七回以降は「新勝利の方程式」。フランスアが七回を投げると、八回は3連投のコルニエルだ。九回は守護神の同1位・栗林(トヨタ自動車)が登板。1死一、二塁のピンチを迎えたが、佐藤輝、大山を連続三振に仕留めて逃げ切った。
打線は0−3の三回に反撃開始。苦手の秋山を攻めて菊池涼の左前適時打などで2得点。2−3の五回は、2死一、三塁から坂倉が、代わった岩貞から左翼線へ逆転の2点適時二塁打を放った。
今日は攻撃も守備も阪神に粘り勝ちした形になりました。ナイスゲームと言ってもいいでしょう。
打線は3回裏、阪神先発の秋山投手を攻め、1アウト2塁から菊池涼介選手がセンター前タイムリーを放ち1−3。さらに1アウト1、3塁から小園選手がレフトへの犠牲フライを打ち、2−3としました。3回表まで0−3とリードされた直後の得点なので、非常に大きかったですね。阪神先発の秋山投手はこの3回で降板。ピッチャーの切り替えが早いですね。やはり首位陥落の焦りがあるのでしょうか。カープにとっては、天敵でもある阪神秋山投手が早々に降板したので、攻撃しやすい形になりました。
5回裏、阪神3番手石井投手を攻め、2アウト1、3塁のチャンスを作りました。阪神はここで4番手の岩貞投手にスイッチしましたが、坂倉選手がレフトオーバーの2点タイムリー2ベースを放ち、4−3と逆転に成功しました。坂倉選手は左投手を全く気にしないですね。ナイスバッティングでした。
先発の森下投手はまさに粘りのピッチングになりました。1回表、阪神糸原選手のファーストゴロの間に3塁ランナーが生還し、1点先制されました。
3回表は阪神サンズ選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−3とされました。森下投手は毎回ヒットを浴びましたが、なんとか要所を締める粘りのピッチングでした。6回3失点と、クオリティースタートを達成させました。
7回からは継投に入り、7回はフランスア投手、8回はコルニエル投手、そして9回は栗林投手が阪神打線を抑えて、4−3で逃げ切りました。
試合のポイントは2−3で迎えた5回表でした。先頭の阪神近本選手がライトへの2ベース。続く糸原選手のファーストゴロの当たりを坂倉選手がファンブル。サンズ選手は四球でノーアウト満塁の絶体絶命の大ピンチとなりました。しかし、ここから踏ん張ります。阪神マルテ選手をファーストファウルフライで1アウト。佐藤選手を空振り三振に仕留め2アウト満塁まで来ます。そして阪神大山選手は三遊間を抜けそうな当たりを、サード林選手がダイビングキャッチし、アウトにするスーパープレーが出ました。このプレーがポイントになりました。この当たりが抜けていたら2点タイムリーになっていたので、阪神優位に試合が進んだでしょう。しかし、無得点に抑えたので、一気にカープに流れが来て、その裏の逆転劇を生みました。
今日のヒーローは坂倉選手と森下投手でしたが、影のヒーローは林選手であることは間違いないでしょう。
さて、これで首位阪神に2勝1敗と勝ち越しました。これは大きいですね。この勢いであさってからの9連戦に臨めそうです。あさってからはマツダスタジアムでDeNAとの3連戦です。最下位争いになりますが、今の勢いがあれば、必ず3タテはできると思います。
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今日は負ける日と決めて見てました。
林選手いいですね。
確かに影のヒーローだと思います。
今日の試合はなかなか痺れました。