2021年06月23日
9回戦@マツダ 広島5−8東京ヤクルト 九里投手4回7失点KO。打線は13安打しながら5得点にとどまる。借金は今季ワーストの14に。
広島 3連敗で借金14まで後退 先発・九里が7失点の誤算 ヤクルトは3連勝、大西が2勝目
6/23(水) 22:07
配信
スポニチアネックス
<広・ヤ(9)>3回 1死一、三塁 オスナに勝ち越しの3点弾を浴びた九里(右は松山)(撮影・成瀬 徹)
◇セ・リーグ 広島―ヤクルト(2021年6月23日 マツダ)
広島が、23日のヤクルト戦に5−8で敗れ、逆転負けを喫した。これで3連敗となり、借金14まで後退。直前に2連勝した勢いを持続できない。
一方のヤクルトは3連勝。2番手で1回1/3を2安打無失点に抑えた大西が今季2勝目となった。
広島は先発の九里が誤算の始まりだった。序盤からヤクルト打線にとらえられ、4回まで10安打を許して7失点(自責5)。1四球と制球を乱したわけではないが、リズムを失った。
打線も4回までは毎回得点で追いすがったが、5回以降はリリーフ陣に抑えられ、点差が縮まらない。結局、9回以外は毎回となる13安打を放ちながらも5得点にとどまり、反撃及ばず。
ヤクルトは4回に、山田の適時二塁打など4安打を集めて、一挙に逆転し、逃げ切った。
昨日は大瀬良投手、今日は九里投手を立てて必勝体制で臨んだ試合でしたが、連敗という形になりました。最悪の展開ですね。
先発九里投手は立ち上がりからストライクとボールがはっきりしていて、甘く入った球をヤクルト打線に痛打されてしまいました。1回表にヤクルト青木選手にライト線へのタイムリー2ベースを許し、先制点を献上しました。攻撃陣が2−1と勝ち越した直後の3回表は、松山選手のエラーで1点を失い、その後ヤクルトオスナ選手に特大の3ランを被弾して、一挙4点を失い、2−5とされました。
打線が3回裏に2点を奪って4−5としましたが、直後の4回表、ヒットと送りバントで1アウト2塁とされ、ヤクルト塩見選手にセンター前タイムリーを浴び4−6とされ、ヤクルト山田選手に右中間を破るタイムリー2ベースを浴びて4−7とされました。今日はヤクルト打線に打ち込まれ、結局九里投手は4回10安打7失点で、今季最短KOとなりました。ドリヨシ的には信じられません。今日の九里投手は集中できていない感じがして、気迫が感じられませんでした。コロナの影響が残っているのでしょうか。かなり心配です。また、失点は四球や守備のミスが絡んでいます。今一度基本にたちかえって取り組んで欲しいですね。
打線は5番の坂倉選手が3安打2打点をマークするなど、ヤクルトを上回る13安打を放ちましたが、あと一歩攻めきれずに9残塁でした。昨日に続いて4番に入った林選手は、4打数0安打と快音は聞かれず、連続試合安打は8でストップしました。明らかに林選手は4番をかなり意識していますね。プレッシャーを感じているようです。鈴木誠也選手が復帰した暁には5番、6番あたりを打たせた方がいいと思います。
打線が点を取れば投手陣が打たれ、投手陣がしっかり抑えれば、打線が沈黙するという、弱いチームの象徴たる現象が見られます。最初にも書きましたが、昨日は大瀬良投手、今日は九里投手と先発ローテーションの柱となる右腕をぶつけたものの、拙攻や拙守が絡んで連敗しました。負のスパイラルから抜け出せませんね。
明日のカープは高橋昂也投手が先発です。前回オリックス戦では3回途中8失点KOだっただけに、リベンジに燃えていると思います。無双のピッチングヲ期待したいです。ヤクルトは高橋奎二投手です。少しずつレベルアップしてきています。前回ソフトバンク戦では7回途中1安打2失点で勝ち投手になっています。カープとしたら、ヤバいピッチャーが立ちはだかります。しかし、同一カード3連敗は避けなくてはなりません。全員一丸となってぶつかっていきましょう。
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