2018年12月08日
来季から1軍登録選手が29人に!
プロ野球 来季は1軍登録枠が1人増え29人に
2018年12月7日 23時17分
プロ野球の1軍の公式戦に出場選手として登録できる人数が来シーズンから1人増えて29人となることが関係者への取材でわかりました。
プロ野球では現在、1軍の公式戦に出場選手として登録できる人数は28人以内と野球協約で定められています。
関係者によりますと、来シーズンからはこれを1人増やして29人以内に変更することで12球団で合意した一方、ベンチ入りできる選手の人数は25人のままだということです。
登録枠を増やす案は、プロ野球の選手会が若手の出場機会を増やし、選手がより活発に移籍できる新たな制度の導入を求める中、セ・リーグの球団の間で協議されてきました。
各チームでは、1軍の登録枠が増えることで、ベンチ入りさせる選手の選択肢が増え、若手選手などが1軍での出場機会を得やすくなることが期待されます。
そして、1軍の出場選手登録が一定の日数に達すると取得できるFA=フリーエージェントの権利についても、選手が日数を稼ぎやすくなり移籍の活性化を求める選手会の要望に合致することになります。
これは来季からプロ野球を一層おもしろく観戦できそうです。ベンチ入りは25人で変わりませんが
登録枠が1人増えることで、若手選手に1軍の試合に出場できるチャンスが増えることになり、チームの底上げにもつながるのではないでしょうか?
広島としては今は選手に複数ポジションを守らせて、ユーティリティーな選手を増やし、出場の機会を増やすような環境作りをしているので、かなり有利に働くのではないかと思います。接戦や延長戦での勝負所での監督の采配にも、影響が出てきそうですね。
田中選手が来季もフルイニング出場を狙う!
広島・田中、真の鉄人になる 4年連続フルイニング出場&V4だ!
12/8(土) 6:01配信
チームの4連覇、自身の4年連続のフルイニング出場を誓いポーズを決める田中(撮影・飯室逸平)
広島・田中広輔内野手(29)が6日(日本時間7日)、優勝旅行先の米国・ハワイで来季は真の鉄人になると決意表明した。現在568試合連続フルイニング出場中で、球団歴代1位の衣笠祥雄の678、遊撃手では歴代最多となる阪神・鳥谷の667に迫る。4年連続フルイニング出場を果たして2人の記録を上回り、リーグ4連覇へも力を注ぐ。
強い日差しの下、田中は端正なマスクを引き締め決意を固めていた。「1試合1試合積み重ねて、来年も全試合に出られるようにと思っている」。チームをけん引していく自覚と責任感が、言葉にも記録にも表れている。
今季3年連続全試合フルイニング出場を達成。4月17日・ヤクルト戦で右手に、8月8日・中日戦では右膝に死球を受ける場面もあったが、グラウンドに立ち続けた。「目いっぱいになったこともある。それでも1番として数字を残さないといけない」と頼もしい言葉を口にする。
来季は真の鉄人の域に入りそうだ。15年4月1日・DeNA戦(横浜)から連続フルイニング出場がスタートし現在、568試合連続。来季全143試合にフル出場すれば711試合となり、歴代3位に浮上する。
「目の前に目標としていた数字が出てきた。鳥谷さんのショートでのフルイニング出場667がある。そこは意識しながらやりたい」。手本にしてきた存在の“遊撃手日本記録”には、あと99試合で肩を並べる。
そのすぐ先にあるのは、広島の大先輩で今年4月に亡くなった衣笠祥雄氏の記録だ。プロ野球歴代3位で、球団歴代1位の衣笠の678試合。「全部出れば達成する。頭に入れつつやっていきたい」。あと110試合で到達する歴史に残る数字。「チームが勝つことを一番頭に入れて」その時を迎える思いだ。
もちろんレギュラーとして求めるのは好結果。今季は不調で一時、1番を外れるなど打率・262、10本塁打、60打点で「数字が残っていないのであまり納得はしていない。ずっと出続けているからこそ、結果を残していかないといけない」と言い切る。オフは「もう一回、下から鍛えていきたい」と走り込み中心に下半身を鍛えていく。
来年1月は弟の俊太(巨人)らと沖縄で自主トレを行う予定で「試合に出る以上は気を抜くことはできない。しっかり準備をしていきたい」と田中。リーグ4連覇と日本一を目指すチームの中で役割を果たし続け、鉄人の歴史にも名も刻む。
田中選手は体が強いですね。今季は2度のきつい死球をうけながらも、連続フルイニング出場を果たしました。打率こそ今一つでしたが、四球をよく選び、1番バッターとしての役割を十分果たしてくれたのでないかと思います。あの「鉄人」衣笠祥雄氏のフルイニング出場記録を来季は抜く可能性が高くなってしました。この連続フルイニング出場の記録を伸ばす為には、ケガをしないのはもちろんですが、好調を維持していかなくてはなりません。来季もトップバッターとしての役割を十分発揮して、広島のリーグ4連覇に貢献してくれると期待しています。
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2018年12月07日
松山選手の「5番」へのこだわり
広島松山「誠也のあと面白い」丸抜け3より5番死守
12/7(金) 7:43配信
ヤシの木の前でアロハポーズをとる広島松山
広島松山が5番を死守し、4番鈴木とのコンビで「丸ロス」払拭(ふっしょく)を誓った。丸が巨人へFA移籍し、空席となった3番候補の1人。緒方監督も「大きいのを打てる選手を入れてもいい」と構想を描くが、松山は「誠也のあとは結構面白い」とあくまでも5番にこだわる。「2人とどっちと勝負してもダメという状況を作れれば、すごく相手も怖いだろうなと思う」。個人として規定打席に初到達した上でのリーグ3連覇。余韻に浸る優勝旅行先のハワイで、来季の打線における自らの役割に思いを巡らせた。
例年通り1月は地元、鹿児島・大崎町で始動する。13年から続け、町の協力もあって使用する町内のトレーニング施設は年々、器具が増え、練習効率も上がっている。今回は砂浜でのダッシュも増やす予定。ベスト体重95〜96キロを維持しながら筋肉量を上げ、長打力に磨きをかけるつもりだ。(ホノルル=前原淳)
松山選手は恐怖の5番打者として、来季はさらに目覚ましい活躍を見せてくれるのではないかと思います。今季は松山選手自身初の規定打席に到達して、打率3割をキープして広島のリーグ3連覇に貢献しました。5番打者の役割は非常に重要です。4番打者がランナーを返せば、ダメを押すタイムリーを放ち、4番打者がチャンスで凡打になった時は、ポイントゲッターの働きが要求されます。松山選手は年々ヒットの確率を上げて、確実性が増してきてますので、来季も5番の仕事を全うして欲しいです。
さて、3番を誰にするか注目されますが、ドリヨシ的にはバティスタ選手、メヒア選手、西川選手、下水流選手の中から、調子の良い選手を抜擢したらおもしろいと思います。まずは来年の春季キャンプでの動きに注目ですね。
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2018年12月06日
野村投手の来季にかける思い
カープ野村、離脱ゼロで自己最多イニングじゃ 巻き返しへ「規定は当然」
12/6(木) 9:00配信
ダイヤモンドヘッドを背に笑顔でアロハポーズをする野村(撮影・飯室逸平)
優勝旅行に参加中の広島・野村祐輔投手(29)が4日(現地時間5日)、離脱ゼロで自己最高投球回(172回2/3)以上を投げ抜く決意を示した。今季は背中の筋挫傷などで約2カ月戦列を離れたこともあった。それだけに来季は先発の役割を年間通して果たし、1イニングでも多く投げきる。
捲土(けんど)重来の来季へ−。野村はリーグ4連覇貢献への思いを口にした。「規定(投球回)は当然。一番多い年は172(2/3)かな。それは投げたいし、投げないことには成長はない」。プロ1年目だった2012年の自己最高を最低限と考え臨む決意だ。
今季は20試合の登板で7勝6敗、防御率4・22。投球回は119回1/3で、昨年までの2年連続150回以上から減少。今年は4月下旬から背中の張りで約2カ月離脱、昨年は腰痛で一時離脱があり「そう(離脱に)ならないように」と語った。
しっかりと対策を講じていく。「投げ方が悪いと痛みが出る。体全体で投げる投げ方にしないと。投げ方がいいと(球の)ラインもぴったりになる」。自身にとって正しいフォームを持続させ、制球面の安定感も図る。
それにより、平均投球回も増やしていく。今季の平均は約6回。「イニング途中で変わることも多かったので申し訳ない。7、8回投げきっていい形で代わるのがベスト」と、あと58回2/3で通算1000投球回にも到達する右腕は力を込めた。
「チームが勝つからこそハワイに来させてもらっている。この3年でチームが勝って喜べるのを知っているし、そこに気持ちを向けていきたい」と野村。今季開幕投手も担った男の心は燃えている。
今季は不甲斐ない成績に終わった野村投手ですが、来季にかける思いはかなりのものがあるでしょう。ドリヨシ的には、野村投手にはもう少し長いイニングを投げて欲しい思いがあります。これまではだいたい6回を投げて後続のリリーフに託す形がほとんどです。野村投手はパワーピッチャーではなく、コーナーを多彩な変化球で攻める技巧派なので、どうしても球数が増えるのですが、過去、広島のレジェンド北別府投手は技巧派ながら、イニングをしっかりこなして行ってましたから、野村投手にはスタミナが足らないのかなと思いますし、本人も感じていると思います。このオフでしっかり持久力をつけて、来季は完投する試合をいくつか作って欲しいですね。200イニングを目指して頑張って欲しいです。そして、大瀬良投手、ジョンソン投手と共に先発3本柱としての活躍を期待します。
丸選手をめぐるファンの反応…。
丸の巨人移籍でおさまらない広島ファンの怒り! 「裏切り物」「金の亡者」などネット炎上 ユニホームも投げ売り“赤い雑巾”呼ばわり
12/6(木) 16:56配信
丸の巨人移籍は一部ファンの猛反発を招いた
球団史上初のセ・リーグ3連覇を遂げた広島から、2年連続MVPの丸佳浩外野手(29)が巨人へ。10年ぶりにパ・リーグの覇権を奪回した西武からは、今季打点王の浅村栄斗内野手(28)が楽天へ。ともに不動の3番打者が同じリーグのライバル球団へFA移籍した。胴上げに涙したファンの失望は察して余りあり、特に丸に対しては“裏切り者”などの過激な反応が広がり、ネットは炎上している。
〈赤い雑巾 年末の大大掃除にどうぞ〉
〈ゴミ〉
丸のユニホームがインターネット上で、こんな過激なコメントを添えて売りに出されている。11月30日の巨人入り発表以降、丸の関連グッズは転売サイトなどで広島を配送元に次々と出品されているのだ。
ネット上では別れを悲しむ声にとどまらず、丸に対し「裏切り者」「金の亡者」といった誹謗中傷、果ては脅迫めいた書き込みも相次いでいる。
丸がFA権行使を決断する以前から、広島のメディア関係者は「これまでのFAとは違う」と警鐘を鳴らしていた。
「弱いころのカープから出ていった選手には、『優勝を経験してみたい』『満員の球場でやってみたい』といった大義名分があり、ファンにも『仕方ない』という雰囲気があった。しかし、いまは3連覇中でスタンドはぎっしり。丸が出ていくとすれば、やっぱりカネかと思われてしまうんじゃないか」
丸の獲得に5年総額30億円以上を提示した巨人に対し、広島は当初の4年総額17億円から増額なし(金額は推定、以下同)。確かに好条件になびいた格好だが、「昨年のうちに今オフと同程度の条件を出していれば、丸は広島に残留した」との見方が地元メディアに根強い。
なぜ昨オフの契約更改で複数年契約を結んでおかなかったのか、というわけだ。
広島の鈴木清明球団本部長は「そこが難しいところ。たとえば(年俸)1億円くらいのときに3、4億円ポンと出せるか。何が起きるか分からないから(複数年契約を)3、4人も抱えるのは苦しい」と説明する。
広島の提示額は年俸が1年あたり4億2500万円。丸の今季年俸2億1000万円からならともかく、昨季年俸1億4000万円から一気に3億円近く昇給させるリスクは負えなかった。
鈴木本部長は「カネ(金本知憲氏=2002年オフに広島から阪神へFA移籍)が出たときも、2年目に嶋(重宣=現西武打撃コーチ)が首位打者を取った。そういう選手に期待したい。大竹(寛投手=13年オフに巨人へFA移籍)のときも一岡がいた(人的補償で加入)。(丸流出は)痛いけど、FAってのはいつも失う覚悟を持って臨んでいる。相手(他球団)からどういう金額が出ても、そこを追いかけても仕方がない。ウチができる範囲のことを精いっぱいやる。無理して追いかけることはない。それ(移籍)があっても選手を恨むことはない」と従来の堅実経営を崩していない。
来季も順調にいけば菊池、会沢らが国内FA権を取得する見通しだが、「来季のことはまた来季よ」というにとどめた。
一方、主将に就任した昨季から伝統の背番号「3」を引き継ぎ名実ともに西武の顔となった浅村も、4年20億円を提示した楽天への移籍を選んだ。西武は当初の3年12億円から残留交渉ごとに上方修正し、最終的には楽天と同等の条件まで引き上げたが、引き留めに失敗した。
西武はここ9年で11人と、FA流出が止まらない。球団の残留交渉下手も原因の1つに挙げられ、半ば慣れっこのファンの批判の矛先は選手よりも、球団に向けられている感がある。
一昨年オフ、岸孝之投手(現楽天)とのFA交渉でのこと。球団幹部の第一声は「出ることになったら、花束いるか?」だったという。チーム関係者は「あれじゃ岸も怒るよ。うちは移籍ありきで交渉している」と指摘。これで岸も故郷仙台の楽天移籍に傾いた。
今季からは渡辺久信シニアディレクターが交渉役を務めているが、それでも「予算枠がある。ソフトバンクのような大企業ではないので、とんでもない契約をしたら株主に怒られる」(球団関係者)と大金を積めない懐事情がある。
後藤高志オーナーは「過度にナーバスになる必要はない。裏を返せばチームの若返り、新陳代謝が進む。いままでも若手が台頭している」と前向きにとらえている。
2005年から10年間ソフトバンクのフロントとして球団経営に携わった小林至氏(50)=江戸川大教授=は「広島も西武も、巨人やソフトバンクと同じカネの使い方をしろとはいわないが、その気になればカネはもっと出せると思う。他球団を含めて“育成重視”といった言葉があまりにもてはやされ、危機感や経営努力が不足していると感じる。主力選手の流出が続くのはファンに対する裏切り行為だ」と糾弾するが、球団の方針はさまざまだ。
選手も球団も、移籍や経営判断が間違っていなかったことを証明するには、グランドで結果を出す以外にない。
丸選手については、ドリヨシはコメントは控えさせていただきますが、来季からは敵になるわけですから、広島投手陣も思い切った攻めで封じて欲しいと思います。きっと抑えてくれるでしょう。
しかし、在京の金満球団はどこまでカネで補強していくのでしょうか。新たに5人目の大型補強をしたらしいですね。37歳のピッチャーです。一体何人補強すれば気が済むのでしょうか?もはや自前で選手を育てるという方針はなくなったのでしょうか?キツイ言い方になりますが、呆れたチームです。その金満球団のOBでさえ、今回の補強は補強ではないと批判しています。今季は若手選手が少しずつではありますが頭角を現してきて、将来楽しみだなと思っていたところで、無謀な行動とも言える大型補強です。若手選手のモチベーションは大丈夫でしょうか。また、今までチームを支えてきたベテラン選手はどう思っているのでしょうか。ドリヨシはこのチームは来季は一つ間違えると、チーム自体が空中分解するのではないかと思います。野球というスポーツはチームワークです。役割分担がしっかりしていて、若手、中堅、ベテランの各選手が勝利という目標に向かって同じ方向を目指してプレーしてこそ、真の強いチームになってきます。多額のカネでいい選手を集めてきただけでは、強いチームにはなれないと思います。
当該チームのファンの皆さん、ごめんなさい。この記事を読んで、気分を害されたら、本当に申し訳ありません。でも、プロフェッショナルはお金でなんぼの考え方もあっていいかもしれませんが、その前に、一人の人として、礼儀や義理や人情、恩や感謝の気持ちを常に持ちつつ、模範的な生き方を貫く責任があると思ったので、カープファンの前に、一人のプロ野球ファンとしてあえて書きました。生意気言ってすみません。