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2020年03月20日
練習試合@マツダ 広島3−4中日 9回2死から猛追もあと一歩及ばず。大瀬良投手7回4失点も好投!
広島、九回2死から猛追も1点届かず 先発大瀬良は7回4失点
3/20(金) 16:48配信
力投する先発の大瀬良(撮影・立川洋一郎)
「練習試合、広島3−4中日」(20日、マツダスタジアム)
先発マウンドに上がった広島の大瀬良大地投手(28)が7回を投げ、7安打4失点でマウンドを降りた。
二回は5番・阿部、、平田、京田を3者連続三振に仕留める投球。六回を終えて2安打無失点。球数は69球。長打もない好投だった。
だが七回、先頭の4番・ビシエドに中越えへ二塁打、5番・阿部の内野安打で無死一、三塁とし、1死後、京田の右前適時打で1点、さらに2死満塁から大島にセンターへの2点適時二塁打、高橋の適時内野安打で4点を失った。
打線は中日投手陣のの前に三回に菊池涼の左越えソロによる1点のみ。九回2死から鈴木誠の左前打、上本の左前打で一、三塁とし、会沢の右前適時打で1点。さらに敵失でもう1点加えるなど粘りを見せたが1点届かなかった。
本来ならば今日が公式戦開幕のはずでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、開幕が延期になり、それまでの間は無観客で練習試合をすることになりました。
今日の大瀬良投手は素晴らしい内容でした。ストレートはスピンが効いて伸びがあり、フォークボール、カットボール、スライダーの変化球もキレがありました。6回まで2安打無失点のナイスピッチングで、2安打は中日大島選手だけでした。
しかし、7回、先頭の中日ビシエド選手に右中間を破る2ベースで出塁され、続く中日阿部選手のサードへの不運な当たりの内野安打で1、3塁に。続く中日平田選手はサードゴロで、3塁ランナーが挟殺でタッチアウトに。1アウト1、2塁から中日京田選手に打ち取った当たりが渋くライト前タイムリーとなり1失点。2アウト後、中日郡司選手に四球を与えて満塁とされると、中日大島選手の打ち取った右中間へのフライをセンターの西川選手がダイビング捕球を試みましたが、捕りきれず、2点タイムリー2ベースとなり、さらに中日高橋選手のファーストゴロの当たりが大きくイレギュラーしてタイムリー内野安打となり、さらに1失点。このイニング4失点してしまいました。大瀬良投手のピッチング自体が甘くなった訳ではなく、不運な当たりが続いた中での失点なので、ドリヨシは心配していません。結局大瀬良投手は7回101球を投げて、7安打2四球4失点でした。今日のようなピッチングができれば十分合格点だと思います。
2番手は塹江投手が8回に登板しましたが、見事なピッチングで無失点でした。右バッターのインコースに落ちるスライダーがかなり有効ですね。勝ちパターンの試合でも十分起用できる感じがします。
3番手は菊池保則投手が9回に登板しました。今日は安定した内容で、順調な仕上がりを見せてくれています。セットアッパー的な役目も可能かと思います。
打線は3回、2月アウト後、中日先発の柳投手から菊池涼介選手が左中間スタンドへソロホームランを放ちました。思い切りのいい菊池涼介選手のバッティングは今年は沢山見れそうです。
1−4で迎えた9回、2アウトからカープの粘りが見られました。中日岡田投手から鈴木誠也選手がレフト前ヒット。続く上本選手もレフト前ヒットで1、3塁とします。上本選手はオープン戦からバッティングが素晴らしいですね。何か掴んだ感じがします。上本選手をスタメンで起用しても面白いかと思います。続く會澤選手がライト前に渋く落とすタイムリーで2−4。さらに堂林選手のショートゴロの当たりを中日京田選手が悪送球して、3塁ランナーが生還して3−4と1点差に迫りました。しかし続く高橋大樹選手は空振り三振に倒れ、あと一歩及びませんでした。しかし、中日抑え候補の岡田投手を攻めることが出来たのは良かったです。
今日の試合は、投手陣に収穫が見られて良かったと思います。明日も中日との練習試合です。明日は打線のつながりを見たいですね。