2024年06月06日
3回戦@マツダ 広島3−1北海道日本ハム 末包選手決勝2ラン!九里投手7回1失点好投で2勝目!首位読売に0.5差でピタリとつける!
広島 末包の初体験「4番弾」で新庄日本ハム連破 九里も「熱投」2勝目
6/6(木) 20:35配信
スポニチアネックス
<広・日>初回2死二塁、先制の2点本塁打を放ち、広島・野間(右)とタッチをかわす末包(撮影・北條 貴史)
◇交流戦 広島3ー1日本ハム(2024年6月6日 マツダ)
広島が序盤のリードを守り抜き、日本ハムに連勝した。
初回2死二塁の好機に、末包が初球を左翼席へ先制2ラン。自身にとって初体験となる「4番弾&打点」でリードを奪うと、投げては先発の九里が気合いの入った投球で凡打の山を築く。
九里は7回を投げて被安打4、1失点。最後は栗林が締めた。投打の歯車がかみ合い、貯金を4に戻した。
今日は序盤の得点を先発九里投手、島内投手、栗林投手の必勝リレーで守り、日本ハムにカード勝ち越しを決めました。
1回裏、4番末包選手が一振りで勝負を決めました。2アウト2塁から、5月29日のオリックス戦以来7戦ぶりの5号2ランをレフトスタンドへ運びました。前夜5日には秋山選手が初回先頭打者初球本塁打を放ちました。日本ハム先発の鈴木投手の投げたインコース寄りの球を上手くさばきました。2戦連続で初回の一発が決勝点となりました。末包選手が今季、本塁打を放った試合は5戦5勝です。
打線は2回裏にも秋山選手の犠牲フライで3点目を奪いました。ただ、快勝はしましたが、今季最多14得点した5月29日の本拠オリックス戦の8回以降、本塁打以外のタイムリーなしが続いています。この日まで7戦15得点は、本塁打4本で7得点、犠牲フライで4得点、犠打野選、敵失、押し出し四球、暴投でそれぞれ1得点したものでした。このタイムリーなしが少し気になりますね。
先発の九里投手は、7回4安打無四球で1失点の好投で2勝目を挙げました。前夜に8回無失点でチームの5連敗ストップに導いた森下投手に続き、先発投手が2戦連続の無四球投球となりました。九里投手は昨年から交流戦は5戦負けなしの3連勝で、その間はこの日を含めて防御率0.79の好成績を残しています。
しかし、この日本ハムとの3連戦ですが、日本ハムの各打者がすごく振れているなと感じました。カープの投手陣も、コーナーで揺さぶったり、奥行きのある攻めをしても、カットしてついてきたり、難しい球をヒットゾーンへ飛ばしたりと、かなりレベルの高い打撃を見せています。シーズン後半にパ・リーグ首位のソフトバンクを脅かす存在になる可能性は十分ありそうです。
カープは5連敗の後の連勝で、26勝22敗4分けの貯金4とし、首位読売に0.5ゲーム差でピタリとつけています。交流戦は前半を終えて4勝5敗の7位タイとなっています。ソフトバンク戦で3タテを食らったのが響いていますが、後半はロッテになんとか勝ち越せば、あとは西武と楽天なので、交流戦勝ち越しも見えてきます。
さて、明日からはマツダスタジアムでロッテとの3連戦です。明日のカープの先発は大瀬良投手です。前回ソフトバンク戦は7回1失点の好投も、勝ちがつきませんでした。しかし、防御率は1.27と得点はほとんど与えていません。明日も好投を期待しましょう。ロッテは美馬投手です。主戦級のピッチャーですが、今季の防御率は8.68です。攻略の糸口はありそうです。明日こそタイムリーで得点を重ねて欲しいですね。
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