2024年04月06日
2回戦@マツダ 広島0−4中日 打線は10安打ながら無得点の超拙攻で2戦連続零封負け。ハッチ投手5回3失点粘投も援護なく来日初黒星。
来日初登板初先発の広島・ハッチは5回3失点「この登板を糧にして次に進んでいけたら
4/6(土) 19:54配信
デイリースポーツ
来日初登板初先発したハッチ(撮影・市尻達拡)
「広島0−4中日」(6日、マツダスタジアム)
来日初登板初先発に臨んだ広島の新外国人、トーマス・ハッチ投手(29)は5回102球、8安打3失点で来日初黒星を喫した。
中盤まで2度、2死満塁のピンチを背負うも最少失点と我慢の投球。課題だった走者を背負っての投球にも改善がみられた。だが、五回2死一塁から細川に初球を痛打され、バックスクリーンへの2ランで追加点を許した。
本人は「全体的には非常にいい状態で投げられたと思う。詰まったような当たりがヒットになったりしていたので、球のはしりも悪くなかった」と振り返り「もったいないのは一発。制球ミスというところで、この登板を糧にして次に進んでいけたら」と次戦に視線を向けた。
今日の試合はハッチ投手がどれだけ頑張るかが焦点になりましたが、我慢のピッチングが続き、5回3失点とまとめたのですが、打線は拙攻に次ぐ拙攻でハッチ投手を援護できませんでした。投打の歯車が全く噛み合わない試合です。
そのハッチ投手ですが、今日が来日初登板初先発でした。5回102球を投げて8安打3失点で来日初黒星となりました。2回以降ランナーを背負い続ける苦しいピッチングになりました。3回表は中日中田選手に犠牲フライを打たれ先制を許すと、5回表は中日細川選手にバックスクリーンへ2ランを浴びてしまいました。来日初登板もあってか、ハッチ投手らしくない内容でした。次回も先発のチャンスはあると思いますので、一発回答のピッチングを期待したいですね。
さて、問題なのは打線です。中日先発の涌井投手に対し毎イニングランナーは出すものの、得点のチャンスであと1本が出ずゼロ行進が続きました。7回裏は先頭の田村選手がセンターオーバーの3ベースを放ち、ノーアウト3塁のチャンスを作りましたが、代打の切り札の松山選手が浅めのレフトフライに倒れるなど、最後まで本塁を踏めませんでした。中日と同じ10安打を記録しながら10残塁の超拙攻でした。昨日の試合も0−1で敗れており、2試合連続の零封負けで、18イニング連続無得点となりました。オープン戦当初から得点力、あと1本が課題でしたが、克服されないままシーズンに入ってしまいました。朝山・迎の両打撃コーチは一体何をしているのでしょうか。
チームは中日にまさかの連敗となり、借金1となってしまいました。明日はどんな形でもいいので、勝たなければなりません。明日のカープの先発は黒原投手です。前回のDeNA戦では立ち上がりわずか3球で危険球退場となりました。明日は仕切り直しのマウンドとなります。悔しさを晴らす素晴らしいピッチングに期待しましょう。中日はメヒア投手です。前回ヤクルト戦では5回4失点で敗戦投手になっています。かなりの球数を要するピッチャーのようなので、制球にやや難がありそうです。打線は5回までに中日メヒア投手を引きずり降ろす展開にしなくてはなりません。明日こそ打線の奮起に期待します。
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