2022年03月18日
オープン戦@PayPayドーム 広島1−5福岡ソフトバンク 大瀬良投手6回4失点も前向き。ドラ1黒原投手1イニング無失点で開幕1軍アピール!
広島大瀬良大地4度目開幕へ6回4失点も「いい形で迎えられる」2奪三振フォークに手応え
3/18(金) 22:24
配信
日刊スポーツ
ソフトバンク対広島 広島先発の大瀬良(撮影・清水貴仁)
<オープン戦:ソフトバンク5−1広島>◇18日◇ペイペイドーム
広島大瀬良大地投手(30)がソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に先発し、6回101球7安打4失点だった。4年連続4度目の開幕投手へ向けた最終登板。カットボールの精度確認などテーマを持って臨み、セットポジションからの投球に課題を残した。それでも過去開幕戦3試合は2勝0敗、防御率1・11の実績もあり、不安は一切感じていない。満を持して25日DeNA戦(横浜)に向かう。
6回4失点の結果以上に、得たものは大きかった。4年連続4度目の大役を務める大瀬良は、マウンド上で何度もうなずくようなしぐさを見せた。2回まで完全投球。3回、4回と失点を重ねるも、今年最長の6回、同最多の101球を投げ切った。
「やることはしっかりできて、いい形で(開幕を)迎えられるんじゃないかなと思います」
立ち上がりからテーマに置いたカットボールを中心に組み立て、左打者の内角を積極的に突いた。3回1死二塁から三森に2球続けた内角への曲がり球を右翼席に運ばれたが、「うまく打たれました」と気にしていない。4回2死満塁から甲斐に中堅前にポトリと落とされた2点適時打も、打ち取った当たりだった。
オープン戦は防御率3・00で終えた。4試合の調整で手応えを得たフォークはこの日も効果的で、決め球としても2つの三振を取った。得意球カットボールとともに、大きな武器となりそうだ。最終登板ではセットポジションからの投球やバランスに課題を残すも「また持ち帰ってやれれば、もう問題ないかなと思います」と胸を張った。
初めて開幕投手を務めた19年は防御率4・13で臨み、8回無失点の好投につなげた。“逆算力”はお手の物。昨年まで開幕戦3試合は2勝、防御率1・11と強さを誇る。さらに今年対戦するDeNAには昨季6試合で4勝0敗と相性だ。
佐々岡監督も「あとは気持ちを開幕に向けて、この1週間しっかりと調整して持っていくというところですね」と信頼を寄せる。今年は選手会長となり、全体のまとめ役を担う。開幕白星発進が何より、チームに力を与える。「最初のマウンドなので、そういう意味では特別ですし、責任というものは一番感じるマウンド」。球団では長谷川、北別府、黒田以来4人目となる4年連続開幕へ、やり残したことは1つもない。【前原淳】
広島1位黒原拓未1回無失点 走者を出すも内角直球で遊撃併殺打「自分のスタイル」
3/18(金) 22:29
配信
日刊スポーツ
ソフトバンク対広島 7回裏に登板する広島黒原(撮影・清水貴仁)
<オープン戦:ソフトバンク5−1広島>◇18日◇ペイペイドーム
広島ドラフト1位黒原拓未投手(22=関学大)は走者を出しながら1回無失点に抑えた。
大瀬良の後を受けて7回に登板。1死から三森に右前打を浴びたが、続くガルビスを内角直球で遊撃併殺打に仕留めた。「インサイドに強いボールを投げ込むのが自分のスタイル。そういう面では良かった」。勝利の方程式入りへ最速152キロ左腕がアピールを続ける。
今季の開幕投手の大瀬良投手が、オープン戦ラスト登板となりましたが、6回7安打4失点でした。3回にスライダーを捉えられて2ランを浴びたソフトバンク三森選手には、4回2アウト1、3塁で再びスライダーを投げて打ち取り、強気な姿勢を見せました。大瀬良投手自身は、やることはしっかりできて、いい形で開幕を迎えられるとコメントしました。ただ、ドリヨシは
、大瀬良投手は最近変化球でかわすピッチングに偏っているのではないかと思います。大瀬良投手の魅力は威力あるストレートです。ストレートを軸に変化球を織り交ぜるピッチングに徹するべきだと思います。
そして、2番手に登板したドラ1ルーキーの黒原投手が、今日も安定したピッチングでした。7回1イニングを投げ、1アウトからソフトバンク三森選手にライト前ヒットで出塁されましたが、続くソフトバンクガルビス選手をショートゴロ併殺に打ち取り、無失点に抑えました。
キャンプ中でのシート打撃では大炎上した黒原投手ですが、ようやくらしさが見られるようになりました。開幕1軍、それも勝ちパターンでのリリーフとしてのポジションが見えてきました。
問題はやはり打線です。得点は4回の小園選手のタイムリーの1点のみでした。
今日のソフトバンクの先発は千賀投手でしたが、攻め入るチャンスは7回にありました。1アウト後、坂倉選手と會澤選手の連打で1アウト1、2塁としました。しかし、末包選手、代打長野選手と連続空振り三振に倒れ、チャンスを潰しました。
相変わらず、三振が多いのと、長打がなかなか出ないのが心配です。今日のスタメンの打順ですが、1番に西川選手が入ってましたが、西川選手は3番だと思います。1番には大盛選手が入るべきです。小園選手は確かに打っていますが、今ひとつチームバッティングができていないように感じます。なので、ドリヨシ的には小園選手は8番でもいいと思います。
長打力不足が否めないカープの打線ですが、新外国人のマクブルーム選手にかかる期待がどうしても大きくなります。得点力をアップさせるには、マクブルーム選手がどのくらい活躍するかにかかっていると言っても過言ではありません。
明日はデーゲームでソフトバンクとのオープン戦です。カープはPayPayドームで勝っていません。オープン戦とはいえ、明日は全力で勝ちに行って欲しいです。
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