2022年01月06日
床田投手が単独で自主トレを開始!
広島床田寛樹が孤独トレでローテ勝ち取る「初日から自分の力をアピール」
1/6(木) 19:09
配信
日刊スポーツ
キャッチボールをする床田
広島床田寛樹投手(27)が今年は1人で自主トレを始動する。
先輩九里と合同で行った昨年から一転、自身の課題と向き合うため孤独トレを選択。キャンプインまで1カ月を切り、投げる量を増やしながら持久力を養っていく。先発の4番手と期待される左腕は、危機感を胸に新シーズンへの1歩を踏み出す。
◇ ◇ ◇
自分と向き合う時間が、自立を促す。床田は今年、1月は1人で自主トレを行うことを決めた。年末年始は地元兵庫に帰省するなど広島を離れたが、ランニングやキャッチボールなどで体を動かし続けた。昨年1月は先輩九里と合同自主トレを行ったが、今年は自分と向き合う。スタートにつまずいた昨季の反省を胸に、2月1日に向けてギアを上げる。
「キャンプまでには状態を上げて入りたい。キャンプに入って徐々に上げていけばいい立場じゃない。先発枠は(大瀬良、九里、森下の)3人以外決まっていない。競争に変わりはない。初日から自分の力をアピールできるようにしたい」
周囲は先発4番手、先発左腕の柱と期待する。ただ、床田には危機感しかない。昨季、期待を裏切った悔恨が残る。初登板の白星から7試合勝ち星に恵まれず、6月からの2軍暮らしは約2カ月半続いた。再昇格した8月以降は救援1試合を含めて登板8試合で4勝2敗、防御率2・51と安定し、9月の月間MVPにも選れた。ただ5勝4敗、防御率3・19で終え、納得いくシーズンではなかった。「今年は最初から昨年の後半戦くらいの球を投げられるように。キャンプでしっかりアピールしないと、ローテに入れない。まずは、ローテにしっかり入る。そして開幕してから、出だしをしっかりできるように」。挑戦者として、新年を迎えた。
好スタートを切るため、例年以上に“持久力”を鍛えていく。「走る持久力というよりも、投げる持久力。投球は同じ動きですが、へばってしまうことがある。ずっと同じ動きをし続けられるように持久力を付ければ」。オフの間も可能な限りキャッチボールを続け、球数もいつもより20〜30球追加。ローテ入りをアピールするキャンプやオープン戦だけでなく、その先にあるシーズンまで見据え、自主トレを続ける。3本柱に続く存在となるため、独り立ちへの冬を乗り越える。【前原淳】
本文にもありますが、床田投手は大瀬良投手、九里投手、森下投手に続く4番手の先発投手として期待されています。
昨シーズンの床田投手は前半は全くと言っていい程良くなく、6月からファームで調整していました。しかし、再び1軍に昇格してからは安定したピッチングを展開し、9月の月間MVPに選ばれました。
床田投手にとっては、今季は真価を問われるシーズンになります。それだけに危機感を持ちながらの自主トレスタートになりますね。ドリヨシが感じているのは、投げるスタミナをもっとつけるべきかなと…。床田投手が疲れてくると、上体だけで投げる、「立ち投げ」になって、球威が落ちて、球のキレがなくなってきます。なので、床田投手に求めるのは、下半身の強化です。肘の手術から復帰した時は、素晴らしい球を投げていました。リハビリ中、投げられない分、下半身を徹底してトレーニングしたらしいです。なので、この自主トレ期間中もしっかり下半身を鍛えて欲しいと思います。
今季は先発左腕投手の柱として、高橋昂也投手、玉村投手、そしてドラ1の黒原投手、ドラ2の森投手を引っ張る存在になって欲しいと思います。
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個人的には走り込みが半端じゃないと言われてる大瀬良投手としても良かったような気もします。
一人でやるのは気持ちの上で大変ですが来シーズンに期待してます。