広島エルドレッド、ライトル超えに意欲 球団外国人通算本塁打数更新へ
2/20(火) 6:03配信
デイリースポーツ
「広島2軍春季キャンプ」(19日、日南)
宮崎・日南での2軍キャンプで調整している広島のブラッド・エルドレッド内野手(37)が19日、球団の外国人本塁打記録を塗り替える意気込みを示した。今季28本塁打以上を放てばライトルの通算155本塁打を上回り、歴代1位に躍り出る。第四女出産に立ち会ったためキャンプ合流は遅れたが、仕上がりはバッチリ。球団史上最長となる来日7年目シーズンも自慢のパワーで本塁打を量産する。
冷たい雨が打ちつける室内練習場で、エルドレッドはフルスイングを繰り返した。1月下旬に第四女の出産に立ち会い、16日に2軍キャンプに合流したばかり。調整遅れが心配される中、37歳のベテラン助っ人は、そんな不安を吹き飛ばした。
「自分自身の調子は変わりなく、順調に来ている。スイング自体は100%、しっかり振れている。あとは実戦でピッチャーの球に合わせていきたい」
来日の時期こそずれ込んだが「家族が増えることはモチベーションになっている」とニッコリ。母国・アメリカでの自主トレも充実していたという。午前中はランニングと打撃練習で汗を流し、午後はウエートレーニングでみっちり鍛えた。練習メニューは現在のキャンプと変わりなく、仕上がりは上々だ。
大きなモチベーションがある。エルドレッドは過去6年間で通算128本塁打。今季28本塁打を放てば、ライトルの通算155本塁打を上回り、球団史上1位に躍り出る。昨季は116試合の出場で27本塁打を記録。自己最多は14年の37本塁打で「可能な数字だと思う。一つの目標として達成したい。モチベーションになるね」と声を弾ませた。
今年は例年以上に外国人4枠を巡る競争が激しい。1軍キャンプでは実績十分のジョンソン、ジャクソンが順調な仕上がりを見せ、バティスタ、メヒアも打撃好調を維持。新助っ人カンポスは日本の野球に対応しようと奮闘中だ。それでもエルドレッドは余裕たっぷり。「焦りはないよ。昨年もこの時期は試合に出ていなかったからね」と受け流した。
キャンプのテーマは「開幕にプレーできるように合わせること」とシンプルだ。21日のセガサミーとの練習試合(天福)では「少しでも打席に立たせてもらえたらうれしい」と出場を志願。自らのペースで開幕1軍に照準を合わせている。
球団外国人史上最長となる7年目は記憶と記録で彩る。ライトル超えへ、豪快なアーチをファンへ届ける。
すっかりカープにはなくてはならない助っ人になりました。今季はホームランを28本打てば、あの伝説の助っ人、ライトル選手を抜いて、球団助っ人外国人の最多本塁打の156本になります。普段通りのエルドレッド選手であれば、十分狙える数字だと思います。それよりし烈なのは、一軍の外国人枠争いですね。ジョンソン投手、ジャクソン投手、カンポス投手、バティスタ選手、メヒア選手、そしてエルドレッド選手の6人から4人を選出することになりますが、エルドレッド選手に是非入ってもらいたいですね。相手チームから見れば、彼が打線の中にいるのといないのとでは、威圧感がかなり違うと思います。阪神の金本監督がかなり警戒してますからね。芯に当たったら、どこまで飛んで行くかわからない程のパワーは健在です。今日もテレビで日南キャンプの様子が紹介されてましたが、エルドレッド選手が真面目にトレーニングしている姿が印象的でした。是非開幕一軍を実現させて欲しいですね。
確かにエルドレッドみたいな選手が敵チームにいたら怖いです。
ライトル越えて欲しいです。