というのは座席の並び方が
ボックスシートとロングシートが
交互に設置されているということなのです。
１両にドアが３つ有り、
端っこは全てロングシート。
そしてドアの間には通路を挟んで
片方がボックスシートで片方がロングシートなのです。
そして中央のドアを境に
ボックスシートとロングシートが
交互に並んでいるのです。
変わった構造に驚きながら
ボックスシートに座ろうと
隙を探していましたが
なかなか見つからず、かろうじて
一番後ろの車両の一番後ろの
ボックス席に陣取りました。
そういえばこの列車は１日に数本しか
走らない路線にもかかわらず４両もつないでいます。
確かに車内には空きが無いくらいに
人が乗っていますが、
それならもう少し本数を増やせば良いのにと
思いながら出発を待っていました。
出発間近になると車掌のところへ
新人の車掌が寄ってきて
何事かアドバイスを受けています。
どうやらこの列車で研修するらしいですね。
初々しい制服姿で緊張気味のまま
前方へ歩いていきました。
実はこの４両編成の列車なんですが、
２両編成を２つつないだ４両編成なのです。
ということは中央の連結部分には
乗務員室があるということで
おそらくそちらへ移動したのでしょう。
そうこうしているうちに出発時刻になり
列車は半自動のためドアの閉まる音がせずに
ゆっくりと動き出しました。
ホームを出て少し走ると左手に
大きく曲がります。
そして上から高架橋か近付いてきて
高架上で一緒になりました。
これが秋田新幹線の線路ですね。
つまりここから秋田新幹線と
同じレール上を走っていくのです。
