少しの人がホームに降りていました。
自分はというと、改札を抜け
駅前に出てみます。
駅舎も武家ということばが
よく似合いそうな面構えで、
どちらかといえば蔵ですね。
この辺りの観光には
鉄道ではなくバスの方が良さそうです。
今、駅前に出てみましたが、
バス停が観光地に向けて
運行されているような文字が
いくつか見えたからです。
先ほどの津和野と東萩ですと
バスでの移動が便利そうなのは
鉄道だと益田まで行ってから
山口線に乗り換え津和野へ行くので
グルっと回ってしまいますからね。
それ以前に運行本数が少ないと
いうのも考慮しなければいけませんが。
乗り遅れてはいけないので、
ホームへ戻り自分が座っていた
ところへ腰掛けました。
車内は東萩に到着したときより
混んでいます。
ここから乗った人もいるんですね。
それでも1両の列車の座席を
すべて埋める人の数ではないので
鉄道を利用する人が
いかに少ないかを実感しました。
定刻になったので、列車は
遅れることなく
東萩のホームを離れました。
本線と名の付く山陰本線ですが、
単線がほとんどという
のどかな所を
列車に揺られながら
のんびりと車窓を眺めていました。
外はまた雪が強くなってきています。
例年になり大雪なので、
雪が降っていなくても
通った列車が巻き上げる積もった雪が
パァーと散って後ろへ流れるため、
吹雪いているように見えました。
単線なので行き違いが必要です。
次の引き違いの駅は、三見です。
わずかな時間ですが、
せっかくなので降りてみます。
ちなみに「三見」は(さんみ)と読みます。
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