門司港行は客車列車です。
DD51に牽かれて客車が
6両連結されていました。
今日はこれがお目当てです。
日本全国で普通列車として運行されている
唯一の客車なんです。
昔は、九州だと久大本線で
客車に乗りました。
乗ってはいませんが、東北地方でも
客車の普通列車が走っていました。
しかし、今ではすべてが廃止され
筑豊本線に3本だけとなってしまいました。
このまま無くなるのは必然的なので
なんとか廃止される前に乗りたかったのです(^^)
筑前植木では最後尾の車両に
乗りました。
車掌さんは真ん中の車両にいるらしく
最後尾の車掌室は空っぽでした。
車内はほとんどの席が埋まっていますが
自分は図々しくでかい荷物を
抱えながら車両の中央部へ進み
座ることができました。
カバンが大きすぎて
網棚に乗せることができないので、
通路に置くことになり、
立っている乗客の方には
迷惑を掛けましたが
ここは目をつむって欲しいです。
列車は筑前植木からの乗客が
車内へ吸い込まれると
ガタッと動き出しました。
ディーゼルカーや電車だと
モーターやエンジンがあるので
引っ張られるという感じはしませんが、
この客車は明らかに引っ張られている
という感じです。
特によく分かるのが、停車するときです。
普通列車なので各駅に停車しますが、
機関車はブレーキをかけ停車しても
客車にはブレーキが無いので
駅に着いてからしばらくは後ろに下がるのです。
乗り慣れているからだとは思いますが、
乗客のほとんどが動く列車から
ホームに降りるのに
何のためらいもないのが
驚きました。
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