1号車に乗り込みました。
さて自分の隣には
年配の上品なおばさんが
座っていました。
どちらからとでもなく話始めた頃
【ムーンライトながら】が動き出しました。
このおばさんは戦時中にちょうど20歳になり
その当時の苦しかった現状を
話してくれました。
当時は関東の大宮、高崎、前橋を
転々としていたとのことでした。
そして今は、この大垣辺りに
居を構えることができ
安泰ということでした。
そして今日はなぜこの
夜行快速で座席である
【ムーンライトながら】に
乗っているのかと聞いてみると
寝台車だと高いし、
どうしても朝東京に着きたいから
ということでした。
タフですね。
30前後の男でも
【ムーンライトながら】での
一泊はかなりきついものがあります。
驚きました(^^)
それからは今日の行先は
さいたま新都心のビルで
同窓会があるようで、
その同窓会が終わったら
浦和の妹のところで
お世話になるとのことでした。
他にも以前隣に座った高校生が
その後、大学を受験することに
なっていたようで、
無事入学できたのだろうか。
などといった話をしていました。
気が付くと、名古屋はとっくに
過ぎており、岡崎近くを走っています。
自分はそろそろ寝ないと
明日に響くので寝たいのですが、
おばさんは
「あたしはいつも2時頃に寝るから大丈夫。」
とまだまだ元気です(^^;
なので、また話が始まり、
「一日くらい寝なくても大丈夫。」
とまで言い出しました。
さすがに自分は長旅というか
移動の連続で疲れていたので
休ませてもらうことにしました。
おばさんの若さと体力に
脱帽した【ムーンライトながら】の夜でした。
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