快速【湯けむり】です。
出発時刻の18時14分になると
まだ午後6時を少し過ぎただけなのに
これだけ人が少ないと
夜中と勘違いしそうでした。
ドアのベルが鳴り、
ゆっくりと閉まっていきます。
運転手が鏡によって
異常がないことを確認し
列車はゆっくりと動き出しました。
車内は車掌がいないため、
テープによる車内放送が
一定のペースで流れています。
小牛田を出ると、すぐに
東北本線と分かれ、左に曲がり
山の中へ入っていきます。
新型車両なので、揺れは少なく
しかも強力エンジン搭載なので
加速がかなり良いですね。
そういえば、この列車は快速で
【湯けむり】という列車名が
ついていました。
この辺りは温泉が多いのでしょうね。
後で鳴子温泉も通ります。
他にも駅名に温泉が付いている
所があるので、
それぞれで一風呂浴びるのも
良いかもしれませんね(^^)
真っ暗闇の中を気持ちよく飛ばし
最初の停車駅古川に到着しました。
先ほど、小牛田を出発した
普通列車は古川止まりだったので、
たったここまでの運転だったんですね。
走らせる必要があるのか?
と思うような距離でした。
ただ、古川は東北新幹線の駅があり
新幹線を利用している人の
重要な連絡列車としての
役割があるのかもしれませんね。
古川からは人がほとんど乗って来ませんでした。
結局寂しい車内のまま列車は
古川を出発しました。
車内の空気が止まってしまった
ように静かなまま列車は
ひたすら北上します。
このキハ110系は窓が
開くことのない列車なので
隙間風が入ってきません。
音もあまり漏れ聞こえてこないので
とても静かな車内に
多少なりとも影響している感じがしました。
快速列車なので、停車駅が少なく
川渡温泉、鳴子御殿湯などを通って
終点の鳴子温泉に到着しました。
約1時間の移動でしたが、
車窓は真っ暗なため
どのくらいのスピードで
どのような感じで走っていたかが
分かりませんので、
1時間が果たして長いのか短いのか
判断ができませんでした。
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