切符にはさみを入れました。その時少しだけ話をしました。
というのも、自分たち4人のうちの1人がJRに就職が決まっていたので
その関連話をしたのです。その時にこの【さくら】の乗車状況を聞き出しました。
特に意味はないのですが、なんとなく話の流れから聞くことになっていました。
車掌さんはあまり乗車率は良くないと言っていました。
自分たちはというと、車掌さんと分かれ隣の車両のA寝台の
ソファーで話をしていました。そうしたら車掌さんがわざわざきました。
先ほどオレンジカードを売っていないか?と問いかけたところ
後で持ってきてくれるということで、このソファーまで来てくれたんです。
そうしたら、車掌さんも自分たちに興味を持ち始め、いろいろと話し始めました。
次の駅に着くまで、ずっと話をしていました。
駅が近付くと車掌さんは車掌室へ戻ります。自分たちも付いていきました。
何も言わずに車掌さんは車掌室へ向かいました。
車掌の仕事をしている間は、話しかけずその様子を眺めていました。
列車が駅を離れると車掌室に入れてもらえました。
本当はいけないことかもしれませんね。
この車掌さんは黙認してくれました。自分たちも悪いことするわけではなく、
興味があり、いろいろと見たいという好奇心だけなので。
車掌室は最後尾なので闇に続く線路が後ろに流れていくのがよく分かります。
初めての車掌室だし、初めての景色なので感動しました。
そこでまた、話が弾みました。
寝台特急にはだいたい3人の車掌が乗務するということ。
ということはこの車掌さん以外にも他の車両に車掌がいるということです。
他の車掌に今の状況を見つかったら大変だなぁと思いながら
話をしていました。
まぁ悪いことは何もしていないので、見逃してくれそうですが。
自分たちは、最後尾に乗る車掌さんと仲良くなりました。
しばらくの間は頻繁に駅に停車するので、
駅に到着するたびに車掌さんを見ると、どうもドアの開閉をしていない。
なぜなのか聞いてみたら、寝台列車は最後尾の車掌がドアを開閉するのではなく、
ほぼ中央にいる車掌がドアを開閉するということです。
それで納得いくことがありました。
ホームを走り去る寝台列車の中央付近の乗務員室の窓から
顔を出している車掌がいることに。
とまぁ本当に貴重な体験をしました。
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