飯田行に乗り30分ほど
戻る感じになります。
今度はどうしても行っておきたい、
いや行った方が良いと思われる駅
小和田に降りました。
13時01分の定刻に到着です。
この小和田(こわだ)は
現在の皇太子妃の雅子様の
旧姓(おわだ)と読みは違うにしろ
同じ漢字を使っているということから
ブームにまでなった駅です。
それを今頃訪れるのも
何ともずれてはいますが、
せっかくなんだからということで
降りたのです。
ホームは向かい合わせの
対面式になっていて
列車の行き違いができるような
構造になっています。
そして辰野、飯田方面のホームには
県境を記す看板みたいなのが立っていました。
それによるとここ小和田は
静岡県、岐阜県、長野県の
県境に当たる所らしく、
三方向にそれぞれ分かれていました。
ホームを歩くと駅舎というより
駅小屋をのぞきます。
先客がいてこの駅の雰囲気に
合わせるかのようにのんびりとしている
夫婦でした。
天竜川の近くの駅なので
少し川岸まで歩いてみましたが、
たどり着く前に断念しました。
暑さ、虫、坂道、
これらが襲ってきてしまっては
何とも諦めたくなるものです。
駅へ戻ると駅ノートなどを見て
時間を潰します。
しばらく動かないでいると
チョロチョロとカナヘビが歩いています。
1匹、2匹ではなく
かなりたくさんいて
自然のど真ん中ということを
思い知らされました。
また、近くの水溜りには
イモリが悠々と泳いでいて、
初めて見る野生のイモリに
ちょっと感激しました。
この駅の雰囲気を表すのに
付け加えると、
水が出しっぱなしの水道と
水が溢れているバケツ、
駅ノートの多さなど
秘境と呼ぶにふさわしい。
もちろん飯田線らしく
ホームの川側ではない方は
崖になっていました。
ここに来て人がいたのには
かなり驚きましたが、
どうやらしばらくここにいる
人たちらしく、列車が到着しても
動こうとはしていなかったです。
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