目が覚めました。
立川から乗った【ムーンライト信州】も
既に塩尻を過ぎています。
洗面所などで朝の身支度を整え
定刻通り4時55分に松本へ到着しました。
この列車はこのまま大糸線に入り、
信濃大町まで行ってしまうので
ここで乗り捨てとなります。
松本では自分が想像していたより
多くの人が降りたので
びっくりしています。
東京の立川から長野県松本まで
自分を運んでくれた
【ムーンライト信州】は
車内に寝ている人をたくさん乗せて
信州の山の中へ走り去っていきました。
自分はホームにいてもすることが無いので
駅周辺を散策し、
朝飯と昼飯を購入します。
これから先、飲み物や食べ物に
ありつけない可能性が大であり、
そうなってからでは遅いので
念には念を入れて先に調達しておきます。
松本駅へ戻ると
みどりの窓口がちょうどオープンし、
少しだけ眠たそうな
窓口の担当女性から
オレンジカードを買いました。
地方に行くと
このオレンジカードが楽しみで
毎年違った柄を出してもらえると
こちらとしてもありがたいのですが、
最近、
東日本ではSUICA、
関西ではICOAが
主流となってきてしまっていて
切符を買うという習慣が
無くなりつつあります。
これは楽ではありますが、
怖いのは自分がいくらを払って
列車に乗っているか分からず
金銭感覚が麻痺するのではということです。
毎日同じ所を乗るのであれば
定期券、
規則的に同じ所を乗るのなら
回数券
としっかり準備されているのだから、
何もそこまで発展させなくてもと
思っているのは自分だけでしょうか。
列車に乗るのに
いくらかかったかも
分からなければ
いくら引き落とされているかも
分からないのでしょうから、
鉄道会社が運賃を上げたときに
その時ばかりは高いと思っても
次第にその感覚が薄れ
挙句の果てにはいくら高くても
乗ってしまったらそれでおしまい。
という悪循環が出るような気もしています。
話がだいぶ反れたので元に戻して、
松本からは始発列車が
続々とホームに到着します。
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