飯山線の中では長野に次いで大きな駅で、
たくさんの人が降りていきます。
有名な温泉地野沢温泉最寄り駅ですからね(^^)
そして、この戸狩野沢温泉で2両編成のうち
後ろ1両が切り離され、
ワンマン運転となって先の十日町方面を
目指すことになります。
切り離し作業のため
多少時間調整の余裕があり、
駅の外へ出ようかと思いましたが、
改札口は降りる人で埋め尽くされており、
乗り遅れそうだったので断念しました。
戸狩野沢温泉からは
車内もガラガラになり
眠たくなる空気に変わっていました。
しかし、車内には大きなカメラを持って
景色を撮影している人もいて
雑誌の取材っぽいですね。
この人はこの景色を楽しむというより
仕事として見ているので
楽しさが半減しているのではないでしょうか。
自分も確かに旅の仕事は
楽しそうだと思いますが、
旅は気ままに自分勝手に行くから面白いのであって
仕事のように束縛されてしまうと
絶対に楽しくないと思います。
これは趣味を仕事にするには
かなり厳しい現実が待っているという
持論を生かしただけですが、
本気でそう思っています。
戸狩野沢温泉を出ると
また千曲川が近付いてきて、
山と川に挟まれて走って行きます。
山の木々には少しずつ茶色が目立ち始め
秋の気配を感じさせます。
列車のスピードはカーブが多いので
それほど出さませんが、
それがローカル線
しかもディーゼルカーなのですよ。
今ではスピード重視ですが、
このような雰囲気重視の路線も
もう少しあっても良いように思いますね。
途中下車を予定していた
十日町へ到着したので早速降ります。
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