ドアが閉まりました。
運転手は同じところに座っているのですが、
列車は後ろ向きに動き出し、
先ほど通った線路の横へ停車します。
信号が変わると同時にポイントも変わり、
姨捨の駅を左上に見て列車は別の線路を進みます。
運転手が同じ運転台にいることに
驚きを隠せませんが、
あまり運行本数も無いから
可能なのでしょう。
スイッチバックを久々に味わって
篠ノ井へ到着しました。
篠ノ井はJR篠ノ井線と
第3セクターしなの鉄道の接続駅で
ホームが2面とヤードがあります。
ここから長野方面へは
列車を間違えずに乗ることができますが、
篠ノ井線の松本方面と
しなの鉄道の軽井沢方面は
間違えることがあるのではないかと思いました。
篠ノ井を出てしばらく走り
途中下車駅川中島へ到着です。
この川中島は戦国時代の
武田信玄と上杉謙信が戦った地であり、
中部地方の関が原に次いで
戦に関する地名に意識的に降りてみました。
駅前はすっかり整備され
高架には長野新幹線が通り、
きれいな駅になっています。
とても昔戦場だった雰囲気は無く
またその関係の案内板も無かったのが意外でした。
川中島では14時21分に到着し、
14時25分には出発なので
ゆっくりしている暇も無く
急いでホームへ戻ります。
次に乗る列車は、しなの鉄道からの直通列車で
とりあえずJRと同じ車両を使用していますが
車体の色が赤とグレーを中心にした色分けで
違いはこのくらいしかないですね。
しかし今回は運良く169系といわれる
急行型列車が到着し、
軽いリクライニングがきくシートに
座る事ができました。
長野までのたった7分間でしたが
リラックスして過ごすことができました。
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