2020年10月01日
18回戦@マツダ 広島3−5読売 スコット投手4回4失点。松山選手2ランなどで追い上げるも及ばず。
広島、24日ぶり最下位転落も随所に“らしさ” 誠也も菊池涼も全力疾走、ピレラは安打を3度阻止
10/1(木) 21:29
配信
スポニチアネックス
<広・巨>5回無死、松原の左飛を好捕するピレラ (撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島3―5巨人(2020年10月1日 マツダ)
広島は3―5で巨人に敗れ、再び今季ワーストタイの借金13。試合後にヤクルトが勝ったため、9月7日以来24日ぶりの最下位に転落した。
元守護神のスコットが来日初先発となるマウンドに上がったが、初回に先制点を失うなど4回を投げ、4安打4四球4失点で降板。打線は0―4で迎えた4回に松山が右中間スタンドへ6号2ランを放ち、7回には敵失で2点差に迫ったが、及ばなかった。
それでも4回に2ランを放った松山の前打者・鈴木誠は無死一塁から2打席連続の併殺打かと思われた二ゴロを放った際に一塁ベースまで全力疾走して併殺を免れ、7回に3点目をもぎ取ったシーンも2死一、三塁から三ゴロを打った菊池涼が一塁へ全力疾走した末、逸れた送球をかわすようにうまく足からスライディングしてセーフとなり、勝ち取ったもの。
また、守備でも二塁を守る名手・菊池涼はもちろん、左翼手のピレラが5回の松原、6回の小林、9回のウィーラーといずれも安打性の打球を好守で阻むなど全力プレーを随所に見せ、可能性を感じさせる一戦でもあった。
今日の試合、敗戦にはなりましたが、カープの選手の皆さんは緩慢なプレーはなく、全力でプレーしていたのにはドリヨシも感動しました。
先発のスコット投手はもちろん来日初先発でした。が、1回表の立ち上がりから捕まりました。1アウトから読売松原選手にセカンド強襲のヒットを許し、2アウト後、読売岡本選手に四球を与えて1、2塁とされ、続く読売丸選手にレフト前タイムリーを浴びて1点を先制されました。
3回表は1アウト後、読売松原選手に四球を与え、続く読売坂本選手に右中間フェンス直撃のタイムリー2ベースを浴びて0−2となりました。
4回表は先頭の読売中島選手とウィーラー選手に連続四球を与えて、送りバントなどで2アウト2、3塁から読売吉川尚輝選手にライト前に2点タイムリーを浴びて0−4となりました。
スコット投手は4回69球を投げて、4安打4四球4失点でした。失点したイニングは全て四球が絡んでいます。四球絡みはスコット投手だけの問題ではなく、今季のカープの投手陣全体に言える事です。スコット投手はシーズン当初は守護神として起用しましたが、大失敗に終わりました。再起をかけての今日の先発登板でしたが、一発回答できませんでした。ドリヨシ的には、次回登板のチャンスはないかもしれません。
打線は4回裏、読売先発のサンチェス投手を攻め、1アウト1塁から、松山選手がライトスタンドへ2ランを放ち、2−4としました。この前、ノーアウト1塁から鈴木誠也選手がセカンドゴロを打ち、2打席連続併殺かと思われましたが、鈴木選手が1塁へ全力疾走し、セーフとなり、松山選手の2ランを生みました。
6回表、3番手の菊池保則投手が捕まりました。1アウト3塁から、読売ウィーラー選手がレフト前タイムリーを放ち、2−5となりました。この1点はカープ的には非常に痛かったですね。
7回裏、2アウト1、3塁から、菊池涼介選手がサードゴロを打ちました。これで7回もチャンスを潰したかと思われましたが、読売岡本選手が1塁へ悪送球。菊池選手がファースト読売中島選手のタッチを回潜ってセーフとなり、この間に3塁ランナーが生還して、3−5となりました。これも菊池涼介選手が最後まで諦めずに1塁へ走った結果です。野球は何が起こるかわかりませんから、最後の最後まで全力プレーをしなくてはなりません。
結局このまま試合終了。3−5で敗れてしまいました。今日はヤクルトが勝った為、勝率の差でカープは単独最下位になりました。借金も今季最多タイの13となりました。でも、選手の皆さんは勝つ為に全力で頑張っています。我々ファンも今季最終戦まで全力で応援しましょう!
明日からは神宮球場でヤクルトとの3連戦です。正真正銘の最下位争いになります。カープは床田投手が先発です。前回DeNA戦で7回1失点の好投でした。明日の登板は床田投手の真価が問われます。是非頑張って欲しいです。ヤクルトは高梨投手です。投げてみないとわからない感じですから、立ち上がりから機動力で揺さぶりをかけて欲しいですね。
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