2020年03月06日
オープン戦@マツダ 広島2−1埼玉西武 大瀬良投手5回無失点好投!野間選手価千金の決勝タイムリー!
広島・大瀬良、順調すぎて「逆に不安」と冗談 5回3安打無四球無失点
3/6(金) 14:54配信
先発し力投する広島・大瀬良大地=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
「オープン戦、広島−西武」(6日、マツダスタジアム)
広島の先発・大瀬良大地投手(28)が5回を投げ3安打無失点。上々の内容でマウンドを降り、仕上がりの良さを見せつけた。
初回を3者凡退発進。連打を浴びて無死一、二塁となった二回は、中村の三ゴロ併殺打などでピンチを脱出。三回以降も粘りの投球で予定していた5回を投げ終えた。5回64球3安打3奪三振無四球無失点だった。
「結果が出てくれたし、まずまず良かったと思います。ランナーを出してから粘り強く投げられたのが収穫。例年(オープン戦は)すこぶる悪いので(好調が)逆に不安になりますね」と冗談を交えながら振り返った。
開幕に投手に指名されている。次回は中6日で13日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に登板。そして20日の中日との大一番に臨む。
大瀬良投手は順調に仕上がっていますね。春のキャンプに入った頃はモーションが固まらず、今シーズンの大瀬良投手は大丈夫かと心配でしたが、そんな心配もご無用でした。それも相手が強力西武打線ですから、結果が出てさらなる自信になったのではないでしょうか。
2回は西武山川選手、外崎選手に連打を浴びましたが、西武中村選手をサードゴロ併殺に打ち取り、ピンチを脱しました。
5回は西武中村選手をキレのあるカットボールで空振り三振に。さらに西武スバンジェンバーグ選手を外角一杯の威力あるストレートで見逃しの三振に打ち取りました。大瀬良投手の生命線のストレートは昨年よりも威力が増している感じがします。
結局大瀬良投手は5回64球を投げて3安打無四球無失点と、ほぼ完璧な内容でした。20日の公式戦開幕の先発は間違いないですね。
2番手は高橋樹也投手が登板しました。カウントを悪くしてしまう事もありましたが、ストレートの威力が以前より増した感じです。
6回1イニング、15球を投げて1安打1四球無失点でした。不安左腕のリリーフが不足しているのは高橋樹也投手も良く分かっているはずです。こからが正念場ですが、ドリヨシは高橋樹也投手には、是非とも1軍に残って欲しいと思います。
3番手は岡田投手が登板しました。今日の岡田投手は順調みたいでした。2アウトながらランナー1、2塁とされましたが、西武栗山選手をサードゴロに打ち取りました。まだコントロールにばらつきがありますが、威力満点のストレートを投げれば、相手打者はたじたじでしょうか。岡田投手は7回1イニング21球を投げて、ボールにばらつきがありますが、恐るべきストレートを持っているだけに、変化球中心のピッチングをするともったいない感じがします。無失点に抑えたのは、次回登板にむけて自信にして欲しいです。
4番手は新外国人のスコット投手でした。かなりクセのあるピッチャーなので、初対戦の西武のバッターが戸惑っていた感じがしました。8回1イニング16球を投げて、1安打無失点と上々の内容でした。
5番手はフランスア投手が登板しました。今日こそはビシッとしたピッチングを期待していましたが、残念ながら失点してしまいました。簡単に2アウトまで行ったのですが、ヒットと四球で1、2塁とされ、西武鈴木選手に左中間へのタイムリー2ベースを浴びて1点を失いました。ストレート系のボールを見事に弾き返しているので、フランスア投手の球威が今一つかなと感じました。まだまだ心配です。
一方、打撃では、野間選手がいい働きをしてくれました。1アウト2、3塁のチャンスで、西武ニール投手から低めの難しい球を見事なバットコントロールで弾き返してセンター前2点タイムリーを放ちました。野間選手はバッティングフォームを改造し、昨年秋のキャンプでは手応えを感じていましたが、この春のキャンプではなかなか調子が上がらず、野間選手自身も焦りを感じていたのかと思いますが、オープン戦に入って当たりが戻ってきているようです。
今日の試合は守り勝った形になりましたが、カープは2失策しています。守り勝つためには、守備のミスをなくさないといけませんし、リリーフ投手陣のレベルアップが急がれるかと思います。明日もマツダスタジアムで西武戦です。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9682276