2019年12月30日
今季オフのカープへの加入選手、退団選手。
覇権奪還へ!確実に補強を進めた赤ヘル軍団 広島・2019年内の「IN/OUT」まとめ
12/30(月) 15:00配信
(写真)南アフリカ出身のスコットはNPB初のアフリカ出身選手に
◆ 助っ投を入れ替え
リーグ4連覇を目指した今季は、丸佳浩が移籍した巨人の後塵を拝した広島。最後の最後でCS進出も逃し、緒方孝市監督が責任をとる形で辞任した。来季は佐々岡真司新監督のもと巻き返しを図る。
セ・リーグでは巨人以外で初の3連覇を成し遂げ、“黄金時代”到来とも言われていたカープ。そのチームを支えてきた男たちに今季も退団の可能性があったが、国内FA権を取得していた會澤翼と、メジャー移籍を目指していた菊池涼介がともに残留決定。レギュラークラスで大きな戦力ダウンは免れた。
ストーブリーグで動いたのは外国人投手の入れ替え。不振に終わったローレンス、ヘルウェグに加え、前半戦で好投を見せていた左腕・レグナルトも退団。代わりに迎えたのがメジャー経験のあるDJ・ジョンソン、テイラー・スコットという2人のパワーピッチャーだ。ともに身長190センチ以上で最速150キロオーバーの速球を投げ込む巨漢のリリーバー。課題のブルペン強化を的確に進めた。
ドラフトでは大学球界ナンバーワンとの呼び声高かった森下暢仁(明治大)を一巡目で一本釣り。三巡目以降で高卒選手の有望株を獲得し、ドラフトでも計画的に新戦力確保を実行した。
また、補強ではないが、不振に喘いだ田中広輔は8月に右ひざの手術に踏み切り、早々に2019年シーズンを終了。これも来季の開幕へ向けた準備と、前向きにとらえたい。屈辱の2019年シーズンを経て覇権奪還へ、来季は新生・赤ヘル軍団に注目だ。
◆ 2019年内のIN/OUTまとめ
【IN】
▼ 補強
<投手>
DJ・ジョンソン
テイラー・スコット
<外野手>
ホセ・ピレラ
▼ ドラフト
<投手>
森下暢仁(1位/明治大)
鈴木寛人(3位/霞ケ浦高)
玉村昇悟(6位/丹生高)
畝 章真(育3位/香川オリーブガイナーズ)
<捕手>
石原貴規(5位/天理大)
持丸泰輝(育1位/旭川大高)
<内野手>
韮澤雄也(4位/花咲徳栄高)
<外野手>
宇草孔基(2位/法政大)
木下元秀(育2位/敦賀気比高)
【OUT】
▼ 現役引退
永川勝浩
赤松真人
▼ 自由契約
<投手>
横山弘樹 ⇒ 現役引退
飯田哲矢 ⇒ 現役引退
カイル・レグナルト
ジョニー・ヘルウェグ
長井良太
ケーシー・ローレンス
<捕手>
船越涼太
<内野手>
庄司隼人 ⇒ 現役引退
フアン・サンタナ
<外野手>
岩本貴裕 ⇒ 現役引退
BASEBALL KING
加入選手では、やはり助っ人外国人に注目ですね。投手ではDJ・ジョンソン投手とスコット投手ですね。中崎投手やフランスア投手との兼ね合いもありますが、両投手共にセットアッパーまたは抑えに起用出来る実力があるようです。少なくとも、6回以降のリリーフ投手陣は充実するのは間違いないですね。
外国人野手ではピレラ選手が加入します。メジャー時代の打撃の動画を見ましたが、中距離ヒッターという印象があります。非常にシャープなバッティングで、右に左に打ち分けています。日本の変化球多彩なピッチャーに対応出来れば、ある程度の率を残せるのではないかと期待しています。
ドラフトでは、何と言っても1位の森下投手ですね。キレのいいストレートと、鋭い変化球で相手バッターを打ち取るピッチングは魅力的です。順調にいけば来季の先発ローテーションの一角を担える逸材です。森下投手がブレイクすれば、来季の先発投手陣はかなり充実してきます。リリーフ陣との連繋がしっかりすれば、12球団トップの防御率も夢ではないと思います。今年のドラフトも、ポテンシャルの高い選手をうまく獲得できたので、数年後の戦力も楽しみです。
いずれにせよ、来季リーグ優勝を奪還するため、さらには悲願の日本一に輝く為には、いい感じで補強できたのではないでしょうか。野村投手、會澤選手、菊池涼介選手もカープに残留してくれたのもかなり大きいと感じています。
2月1日のキャンプインが楽しみでなりません。
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色々と考えてやっぱりカープは来シーズンは優勝して日本一になりそうな気がしますよ。