2019年08月23日
18回戦@ナゴヤドーム 広島1−4中日 大瀬良投手6回に炎上しKO。打線8安打で1得点のみ。3位転落。
広島 逆転負けで3位転落…長野も不発で打線奮わず…大瀬良7敗目
8/23(金) 21:37配信
<中・広>6回裏、逆転を許しKOされ降板する大瀬良(中)(撮影・椎名 航)
◇セ・リーグ 広島1−4中日(2019年8月23日 ナゴヤドーム)
広島が逆転負けでDeNAと入れ替わり3位に転落。先発の大瀬良が今季3戦3勝と全て完投勝利挙げていた中日相手に初黒星。5回2/3を8安打4失点で7敗目を喫した。
大瀬良はこの日も5回までは無失点の好投。プロ初となる月間3度目の完投も期待されたが6回2死から突然崩れた。まずは福田にバックスクリーンギリギリに飛び込む13号同点ソロを浴びるとビシエド、高橋、阿部と3者連続の二塁打により3失点。代わった中村恭も藤井に適時二塁打を浴び計4失点。
打線も2度の満塁の好機を生かせず1点のみと奮わず。1カ月半ぶりに出場選手登録された長野がいきなり「6番・左翼」でスタメン出場するも2度の好機で凡退するなど3打数無安打。7回からは野間に途中交代となった。
今日の試合は、広島が追加点を挙げていれば展開が違っていたと思います。今日も勝てた試合を落としてしまいました。
打線は3回表、力投する中日先発のロメロ投手を攻め、2アウトランナーなしから、鈴木選手がセンターフェンス直撃の2ベースで出塁すると、続く松山選手がセンター前にタイムリーを放ち、1−0と先制しました。
広島先発の大瀬良投手は今日も制球も球のキレも抜群のピッチングを展開し、中日打線を翻弄しました。6回裏2アウトまでは文句なしのピッチングをしてくれました。
しかし、6回裏2アウトランナーなしから、中日福田選手がバックスクリーンへソロホームランを放ち、1−1の同点に追い付かれました。フルカウントからの7球目、アウトコースに投げるはずのカットボールが真ん中に入ったところを痛打されました。続く中日ビシエド選手が左中間への2ベースで出塁します。これもアウトコースへのスライダーが真ん中に入ったところを打たれました。続く中日高橋選手に粘られて8球目を左中間へのタイムリー2ベースを浴びて1−2と逆転されました。これもインハイを狙ったストレートが真ん中高めに入ったところを打たれました。続く中日阿部選手にレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを浴びて1−3とされました。これも2球目のフォークボールが真ん中高めに入ったところを痛打されました。大瀬良投手はここで降板しました。6回途中8安打3失点でした。6回2アウトまではほぼ完璧な内容だっただけに、その後の失投だらけのピッチングが信じられませんでした。
2番手に中村恭平投手が登板しましたが、続く中日藤井選手にレフトへのタイムリー2ベースを浴びて1−4とリードを広げられました。
打線はその後中日のリリーフ陣に抑えられ、結局1−4で敗れてしまいました。1回表に2アウト満塁のチャンスがありましたが、久しぶりに1軍即スタメンの長野選手がセカンドフライに倒れ、チャンスを潰しました。6回表にも2アウト満塁のチャンスがありましたが、西川選手がショートゴロに倒れ、チャンスを潰しました。初回に先制点が入り、6回に追加点が入っていれば、展開が変わっていただろうと思うだけに、非常に残念です。大瀬良投手で落としたのは、計り知れない痛みがありますね。
今日はDeNAが勝利していますので、広島は3位に転落しました。
それでも試合は続きますので、切り替えていくしかありません。明日はデーゲームです。広島先発は床田投手です。不甲斐ないピッチングが続いているだけに、明日は不安を払拭するような内容を期待しましょう。中日は柳投手です。前回ヤクルト戦では6回6失点で敗戦投手になっています。とにかく打ち崩していかなくてはなりません。打線の奮起を期待します。
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